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元国税局職員、さんきゅう倉田です。好きな領収証のメーカーは「コクヨ」です。
税務署には、通称「トッカン」と呼ばれる特別国税調査官という役職と、トッカンと共に調査を行う「トッカン付き」がいます。トッカン付きは上席国税調査官なので、35歳以上のベテラン職員です。50歳を超える優秀なトッカンとトッカン付きの2人がコンビで税務調査にやってくることがあります。このコンビは、売上規模の大きな会社の調査を行うのがほとんどで、それはもし資本金が1億円以上であれば国税局調査部が担当するような規模の会社です。
今回は、そんな優秀なはずのトッカンが、税務調査で失敗した事例をご紹介します。
都内のある法人に、税務調査の連絡がありました。
「○○税務署、特別国税調査官の田中です。税務調査に伺いたく、ご連絡しました」
同法人は、何もやましいことがなかったので、すぐに税務調査を受けることにしたそうです。以下、調査を受けた社長からの聞き取りです。
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