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テレ朝『ハゲタカ』がフジ『グッド・ドクター』にまさかの視聴率敗北…主演が失敗

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木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日)より

 綾野剛が主演を務める連続テレビドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)の第2話が7月26日に放送され、平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1話の11.9%から若干ダウンしたものの、11%台キープ。だが、一方で同日放送された山崎賢人主演『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の第3話は11.6%をマークし、今期木曜夜のドラマ対決はフジがリードする状況となった。

 作家・真山仁氏の小説『ハゲタカ』が実写ドラマ化されるのは、2007年のNHK版を経て、今作で2度目。外資系投資ファンド、ホライズンジャパン・パートナーズの代表取締役である主人公・鷲津政彦(綾野)が、不良債権を抱えた大手銀行や経営不振の企業に立ち向かい、鮮やかな買収劇を成功させていく物語だ。

 第2話で鷲津のターゲットとなったのは、国内有数の寝具メーカー「太陽ベッド」。現在の社長は創業者の娘・中森瑞恵(かたせ梨乃)だが、経営者一族の浪費などが影響して会社存続の危機に陥っていた。鷲津は4年前にバルクセールを行った三葉銀行の常務取締役・飯島亮介(小林薫)から、300億円ほどの太陽ベッドの債権を40億円で譲り受ける。

 そして瑞恵のもとを訪問し、債権を放棄する条件として経営陣の撤退と民事再生法適用の申請を迫るも、追い返されてしまう。それでも鷲津は太陽ベッド買収をあきらめず、内部事情を探っていく……といったストーリーを繰り広げた。

 第1話を観て、「難しいドラマ」という印象を受けた私も、なんとなく内容を把握できていたおかげで、第2話はそれなりに楽しめた。インターネット上でも、「見続けたら面白いはず」と感じている視聴者の声が散見された。しかし裏を返すと、それは「1回でも見逃すと、途端に置いてきぼりにされる可能性がある」ことを意味する。綾野のわざとらしい演技も、継続視聴で見慣れなければ、違和感でしかないだろう。

 鷲津が第1話で相手にした三葉銀行には“思惑”があったり、今回も瑞恵が典型的なダメ社長だったりしたので、彼らを蹴散らしていく展開はスカッとできる。しかし、鷲津もなかなかクセのある主人公であり、現時点ではそのバックグラウンドも明らかにされていないため、応援しづらい。綾野はダークヒーロー的な雰囲気を出しているつもりかもしれないが、どちらかというと胡散臭さが強いのだ。

 ちなみに、同ドラマが放送されるのはテレ朝の「木曜ドラマ」枠(夜9時)で、第1話に引き続き第2話も拡大スペシャルをオンエア。

一方、10時からはフジの「木曜劇場」で『グッド・ドクター』が放送中だが、後者は初回11.5%で同枠において2年ぶりの2ケタ発進と讃えられ、第2話の10.6%も「初回から2話連続2ケタは4年ぶり」と話題になっている。第3話でさらに1ポイント上げて自己最高を叩き出すと、やはり「初回から3話連続2ケタも4年ぶり」と、“快進撃”を続けている。

 かたやテレ朝「木曜ドラマ」枠は、同局の看板ドラマといえるほど人気の『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズの放送枠でもあり、昨年10月期の第5シリーズも初回20.9%のロケットスタートを遂げていた。その後、今年1月期の『BG~身辺警護人~』は初回15.7%、4月期の『未解決の女 警視庁文書捜査官』も初回14.7%と、中盤に波はあったものの、最初は好成績で注目を浴びていただけに、『ハゲタカ』の数字はインパクトに欠ける。

 テレ朝も、まさかフジに負けるとは思わなかったかもしれないが、ここから逆転劇を見せつけてくれることに期待したい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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