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定年退職後も活躍する「顧問」という生き方(1)

定年後、平凡なキャリアをお金に変える方法

文=編集部
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定年後、平凡なキャリアをお金に変える方法の画像1『あなたのキャリアをお金に変える! 「顧問」という新しい働き方』(集英社/齋藤利勝)

 完全にリタイヤして趣味に没頭するか、給料の大幅減に耐えて再雇用でがんばるか、はたまた独立か。

 この三択だった、会社員のセカンドキャリアに異変が起きている。現役時代の経験を生かし、所属した会社とは別の企業に「顧問」として携わるという働き方である。

「会社顧問」といえば、大企業の役員が退任後に与えられるポストというイメージが強いが、昨今求められている顧問は一味も二味も違う。

あなたのキャリアをお金に変える! 「顧問」という新しい働き方』(集英社/齋藤利勝)によると、今、自社の顧問としてセカンドキャリア人材を求める企業が増えているという。

「平凡な会社員にも可能性が開けている」

 すでに広く知られている通り、日本の企業のほとんどは中小企業である。そのなかには、リソースが限られたなかで事業の拡大や売り上げの増加を迫られている会社も多い。

 そうなると、現場で把握されている問題があるのに、リソース不足で解決できないということが出てきてしまう。中途採用で人を入れることも考えるはずだが、実力は未知数。コンサルタントはコスト的に厳しいのに加えて、基本的には戦略立案のみで実務には携らない。

 実力は確かで、実務に携れ、コンサルタントより安い。企業の課題解決にコミットして、達成したら契約満了。継続雇用はなし。

 企業側のこの需要に応える存在として「顧問」が注目されているのだ。

「自分はただの会社員。そんな大それたキャリアはない」

 そう考える人は多いかもしれない。

 しかし、著者の齋藤氏は「『真面目に会社員生活を送ってきただけ』という会社員や元会社員にこそ、可能性が開けている」と言う。

 定年退職まで、多くの人は40年近くを会社員として過ごす。その歳月のなかで、どんな人でもひとつや二つは強みや得意なことを持つはずだ。その強みを現場で必要としている企業は必ずある。コツコツと勤め上げたその真面目さもまた、ひとりのプロフェッショナルな顧問としての武器となる。

 定年退職後は、会社員生活で培った経験を顧問として企業と社会に還元する。これが、本書で言う「顧問という生き方」である。実績を積めば複数の会社からお呼びがかかり、会社員時代以上の報酬を得ることも可能だ。

 すでに退職した人はもちろん、定年後の生き方を決めかねている人にとっても、本書は今後の身の振り方を考える上でのひとつの教示となるはずだ。一読する価値のある一冊である。
(文=編集部)

※本記事はPR記事です。

BusinessJournal編集部

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