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だからこそ、しまむらの品ぞろえは豊富で、ユニクロにない選択ができることが支持されてきた。しまむらで安い服を買い、季節ごとに頻繁にコーディネートを変える“しまらー”という熱烈なファンを生み出してきた。しまパトという定期的に店舗を偵察する消費者も存在、しまパトが拡散する情報もしまむらを密かに支えてきた。
商品絞り込みが低迷の始まり
しかし、“しまらー”の楽しみを奪うがごとく、16年以降、商品点数の絞り込みを開始、多様な品ぞろえがなくなったという声も少なくない。それが既存店売上高の低迷、さらには業績の低迷につながっている。
しまむらがゾゾに続いて今後出店を計画しているとされる楽天市場やアマゾンでも、同じようなファッション衣料はプチプラのECサイトという先行組が待ち構えている。そんななかに入り込んでも、しまむらの特徴は生かせず埋没しかねないのだ。
それがわかっていたので前経営陣はEC事業を躊躇してきたのかもしれない。しまむらという知名度だけで売れるほど、ネット通販の世界は甘くない。しまむらの低迷は一時的なものなのか、それとも今後さらに深刻化していくのか。注目される。
(文=編集部)
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