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フジ『健康で文化的な最低限度の生活』、内容も吉岡里帆の演技も評価ボロクソ

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健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ) | 関西テレビ放送 カンテレ」より
 女優の吉岡里帆が主演中の連続テレビドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)が7月31日に第3話を迎え、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。自己最低となった第2話の5.5%から0.3ポイント回復するも、5%台から抜け出せずにいる。


 同ドラマは、主人公の新人ケースワーカー・義経えみる(吉岡)が、それぞれの事情を抱える生活保護受給者に寄り添い、サポートしながら、彼女自身も成長していくストーリー。今回は前週に引き続き、生活保護受給中の母子家庭・日下部家で発覚した「不正受給」の問題が描かれた。

 日下部聡美(江口のりこ)の息子・欣也(吉村界人)が役所に申告せずにアルバイトをしていたため、そのバイト代を全額返金しなければならなくなったが、えみるが曖昧な情報を口にしたせいで、事態は余計にこじれてしまっていた。欣也は“失望感”から熱中していたギターを破壊した後、家に帰らなくなっており、かたや聡美は返金のことで頭を抱え、えみるに対してもキツく当たるように……。

 えみるは上司や同期に励まされながら、欣也に納得してもらえるよう尽力。そんなえみるの姿に、欣也もバイトを続けて母親を支えながら、一度はあきらめた音楽の夢を再び追いかける決意をする、という内容だった。その中身は“えみるが誠心誠意、聡美や欣也と向き合っただけ”で、特にドラマらしい劇的な展開はなかったが、それが生活保護のシビアな現実なのだろう。

 とはいえ、ドラマとしては視聴率が取れていないことがやはり問題だ。同じ火曜日のゴールデン・プライム帯には、22時から綾瀬はるか主演の連ドラ『義母と娘のブルース』(TBS系)が放送されており、こちらは初回11.5%から2ケタをキープ中。31日放送の第4話も、12.2%と好成績だった。

『義母と娘のブルース』と『健康で文化的な最低限度の生活』では系統が違う上、どちらかといえば前者のほうが幅広い視聴者にウケることも、だいたい想像がつく。フジは今年1月期の『隣の家族は青く見える』で“妊活”を主軸に、そのほか“同性愛”などさまざまな夫婦のかたちに着目したり、昨年10月期の『明日の約束』で“毒親”を描いたりと、難しい問題を掘り下げるドラマにも力を入れている模様。しかし、残念ながら「気楽にドラマを楽しみたい層」にはとっつきにくく、『隣の家族は青く見える』は全話平均6.2%、『明日の約束』も5.7%と盛り上がりに欠けた。

 けれども今期、フジは主人公が自閉症スペクトラム障がいのある『グッド・ドクター』で視聴率2ケタを連発中。同ドラマの主演は山崎賢人だが、これまでインターネット上で「演技がひどすぎる」と批判されてきた彼が、今作では「こんな演技ができたとは!」と絶賛されている。一方、『健康で文化的な最低限度の生活』の吉岡は今、その演技力をボロクソに叩かれ、アンチを増やしている状況だ。

 ただ、『隣の家族は青く見える』で主演した深田恭子は「演技力はさておきカワイイ」と評判で、なおかつ「内容もおもしろい」と、一部ネット上で人気を博した。『明日の約束』に関しては「話が重すぎ」と言われるばかりで、主演の井上真央にはほとんど文句なしだったが、これらと比べて『健康で文化的な最低限度の生活』は“吉岡の不人気”と“内容がウケていない”というダブルコンボ……。もしかすると、視聴率5%割れの日も近いかもしれない。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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