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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

農家に嫁いだ直後、頭から農薬をかぶり、目や脳に後遺症が残った女性の不幸

文=南清貴

食品添加物を排除すると心身が健康になる?

 筆者の考えでは、これらの問題の根っこは食事にあると思うのですが、考えすぎでしょうか。

 私たちの体は、明らかに食べているものに強く影響を受けています。健康になるもならないも、食べているもの次第です。では食べているものは、精神には影響を及ぼさないのでしょうか。そんなはずはありません。

 私たちは、食べるものの中に含まれている化学物質から、確実に影響を受けます。農薬や化学肥料、食品添加物、食品添加物に指定されていないたん白加水分解物や酵母エキスなどの化学物質の影響を受けている可能性も否定できません。

 農薬や化学肥料を大量に使う農業のあり方に、また食品添加物などの化学物質を大量に使う食品のあり方に、もっと神経質になるべきなのではないでしょうか。

 イギリスでの実験によれば、子供たちの食事から食品添加物などの化学物質を取り除くと、子供たちの行動が明らかに良い方向に向かうということが報告されています。それは決して、子供たちだけに限定されて起こる現象ではないでしょう。大人だって同じことが起きるはずです。

 食べるものの中に、できるだけ化学物質が混入していないものを選ぶべきです。すべての食品が無理だとしても、可能な限りオーガニック食品を選ぶべきです。価格が高いといった問題は、さまざまな方法を駆使することで確実に解決できます。

 そのヒントになるのが、筆者が発行している無料のメールレッスンです。本連載前回記事でもお知らせしましたが、見逃してしまった方や、お忘れになってしまった方のために、もう一度URLを記しておきますので、どうぞお読みください。
(文=南清貴)

無料のメールレッスンについての詳細は
→ http://organic-restaurant.jp/news/mail-lp/

南清貴

南清貴

フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会
代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。

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