NEW

波瑠『サバイバル・ウェディング』、ネット大盛り上がり&高評価なのに視聴率暴落の意味

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サバイバル・ウェディング|日本テレビ」より
 7月28日に放送された連続テレビドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の第3話が、平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回10.4%から第2話で10.8%と順調に数字を伸ばしていたのに、突然の下落となった。


 波瑠が演じる主人公・黒木さやかは、30歳の誕生日目前に婚約者・石橋和也(風間俊介)と破局。寿退社した出版社にあわてて復職すると、さやかは人気女性誌「riz」の編集長・宇佐美博人(伊勢谷友介)から“婚活コラム”の連載を任され、さらに「半年以内に結婚できなければクビ」といった条件を突きつけられてしまう。さやかは困惑&反発しながらも宇佐美のアドバイス通りに行動し、次第に成長していく……というストーリーだ。

 第3話でさやかは、宇佐美から「男の要望に応えること」の意味を教わる。宇佐美はこれまで「自分の価値を高めること」の重要さを強調してきただけに、男の要望に応えるといっても“言いなり”になるという意味ではない。ここでいう男の要望は“男ウケする服”を意味し、はじめは渋っていたさやかも、宇佐美やチーム「riz」の面々の手によって強引に“変身”させられたのだった。

 このように典型的な“シンデレラストーリー”が軸となっている同ドラマは、視聴者を純粋にワクワクさせてくれる。そこに「主人公がアラサー」という設定が入ってくるので、ただ王子様を待つだけではなく、自ら行動していかねばならない“サバイバル感”もあり、似たような境遇や価値観を持つ視聴者の共感を生む。世の中の「結婚したい」と願う女性全員がその気持ちだけで結婚できるなら、誰も苦労はしないのだ。

 ちなみに、第3話が放送された日の関東地区は台風12号の影響で外出を控える人も多かったと思われるが、なぜか視聴率が急落。しかし、インターネット上ではストーリーや登場人物たちに関する話題で盛り上がったり、さやかのファッションに関心が集まったりと、相変わらず高評価を得ている。「このまま低迷していくのではないか」といった不安感はほとんどない。

 あえて“不評”の部分を挙げるとしたら、和也のキャラクターだろうか。とはいえ、「和也がムカつくのは風間くんの演技がうますぎるせい」という声が多いのだが、今回は和也が宇佐美に対抗して煽ってくるシーンがあり、「和也ホント腹立つわ。元カレがこんなだってわかったら、さやかも早く目を覚ますべき」「和也って彼女や奥さんになった相手にも、気に食わないことがあるとすぐモラハラしてきそう」などとネット上の反感を買っていた。

 ブーイングを浴びているキャラクターは、もうひとりいる。製薬会社の広報で、さやかが心の中で“愛され女子”と呼んでいる栗原美里(奈緒)だ。まさに“男ウケ”するファッションで、若さとかわいらしい雰囲気を振りまいているが、何もかも正反対のさやかのことを見下しているのは明らか。また、さやかが気になっている広告代理店の営業マン・柏木祐一(吉沢亮)に美里も気があるようで、周囲にわからないように“マウンティング”をかましてくる、したたかな一面を持つ。さやかに共感を抱く視聴者の大半は美里のようなタイプが苦手らしく、いら立ちを覚えるようだ。

 それでも、和也や美里への拒否反応は、視聴率低下を招くほど重大な要素にはなっていなさそう。今回はたまたま運が悪くて数字を取れなかっただけで、次回は一気にジャンプアップもあると信じている。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

波瑠『サバイバル・ウェディング』、ネット大盛り上がり&高評価なのに視聴率暴落の意味のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、サバイバル・ウェディングドラマ婚活波瑠の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事