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ボクシング、プロ界も暴力団と関係か…「山根会長は暴力団関係者が連盟に送りこんだ」

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日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(写真:中井幹雄/アフロ)
 連日ワイドショーのインタビューを受け、しゃべればしゃべるほど自ら墓穴を掘り続けていた日本ボクシング連盟山根明会長。反社会勢力との交際は認めながら、辞任はしないと繰り返していたが、岐阜で開催されていた全国高校総体(インターハイ)のボクシングが終了した7日夜、一気にその風向きが変わった。山根派も含む理事の大半が辞任の意向を固めたのだ。大阪市内のホテルで急遽行われた臨時理事会で、山根派を含む理事らがその場で山根会長に辞任を迫ったが、最終的には「会長一任」となった。そして翌8日正午、大阪市内の大阪弁護士会館で「私は本日を持って辞任いたします」とようやく辞任を表明した。

 そんななか、奇しくも同じ8日の午後2時15分から、東京・霞が関の弁護士会館で、「日本ボクシングを再興する会(鶴木良夫代表)」による緊急記者会見が開催された。記者100人以上、テレビカメラ約20台を前に、告発に至った経緯から今後の方針まで式次第どおり淡々と会見が行われた。

 すでに山根会長が辞任を表明したため、報道陣の関心は「ポスト山根」に集中した。代表の鶴木氏は「山根会長の辞任が会長職だけなのか、会員として留まるのかまだ不明」とし、今後については明言を避けた。

 同会は7月27日付けで日本オリンピック委員会などの関係機関に対し、日本ボクシング連盟が抱える諸問題について告発状を提出。山根会長の辞任と理事の一新により日本のアマチュアボクシング界を“再興”させるための最後の賭けだった。東京オリンピックを2年後に控え、ボクシングが東京五輪の正式種目に採用されるのか否かの瀬戸際を迎えているなか、どうしても山根会長をトップの座から引きずり下ろす必要があったのだ。一連の経緯をノンフィクションライターの河崎恭史氏がこう語る。

「この問題は関西ではずいぶん前から言われていた話。山根会長が暴力団関係者だという話もみんな知っていたし、日本ボクシング連盟はとにかくひどいという話でしたからね。最近はあの手の告発が流行ってきて、どうやればいいか、やり方がわかってきたんでしょう。今回の告発も有志がLINEで賛同者を募ったところ300人以上集まったので、意見をまとめて完全なかたちでやろうということになった。

 関西はプロもアマも暴力団とズブズブなんです。プロのジムにまで暴力団が入り込んでいるし、アマの世界にも暴力団が入り込んでいる。選手はクリーンですが、利害が絡むのでどうしても暴力団が入り込んでくるのです。山根会長は暴力団関係者が連盟に送りこんだ人物。そうすれば裏で暴力団に金が流れますからね。昔は関東も暴力団とべったりで、コミッションもジムも全部ヤクザだったんですが、今は浄化されています。でも、関西はいまだにそれが残っていたということです。

 今回は世論も後押ししたので、さすがの山根会長も辞任せざるを得なくなったということでしょう。もし、わずかな人数で告発していたら、たぶん暴力団に叩き潰されたと思います。山根会長もずいぶん私腹を肥やしてたし、金の流れも不透明なところが多かった。今後は第三者委員会がどこまで追求するかですね。暴力団と切れた人物がトップになれば、連盟も変わるんじゃないですか。今回のことでクリーンになってほしいですね」

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