新車にこだわらない、合理的な30~40代

――今、30~40代の中古車購入意欲は高まっているのでしょうか。

西村 30~40代はクルマを生活必需品とみなしている世代です。クルマの保有比率は地方が7~8割で都市部が2~3割で、大部分のエリアで日々の生活や仕事にクルマが大きくかかわってくるため、この2~3年で購入意欲が大きく変動することはないとみています。

――30~40代のカスタマーは、コストパフォーマンスを重視しているのでしょうか。

西村 より合理的な視点で購入するようになっています。ネットオークションやフリマアプリを通じて、「不要なものは売り、欲しいものは一番コスパのいいところで買う」という行動が当たり前になってきているため、「絶対に新車でなければ」という世代と比べて、リユースに対する抵抗が少ないといえます。

 中古車についても、以前は「すぐ壊れるのではないか?」「修復歴などが改ざんされているのでは?」などとネガティブなイメージがありましたが、今は払拭されています。

――「絶対に新車でなければ」と考える世代は、いくつくらいでしょうか。

西村 今の50代半ばあたりが該当すると思います。いわゆるバブル世代です。一方、平成世代は「高いもの」「新しいもの」を購入することに躊躇しがちです。その中間に位置する30~40代は、値段や使い勝手を合理的に考えて、新品か中古かにこだわらずに購入する世代といえます。

 また、中古車の販売方法も変わってきています。昔は小さなキズがあると修理して販売していたのですが、「ここに小さいキズがあるので、安く売ります」とアウトレットのような手法を採用するケースも増えており、カスタマーもそれを受け入れています。「真新しいものでなくてもいい」「中古で良い買い物をしたい」という意識を持つカスタマーは、特に30~40代に多く見られます。

――輸入車についてはいかがですか。

西村 輸入車も堅調に伸びています。比較的、高価格帯のものを購入する人が増えています。輸入車の中古車では、BMWの「3シリーズ(3代目)」が「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018」で9位にランクインしました。ミニバンやセダンのタイプも根強い支持を得ており、一番人気はドイツ車ですね。

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