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梅原淳「たかが鉄道、されど鉄道」

羽田空港アクセス新線の全貌…東京駅と直通18分、他主要駅も多数直通でモノレール危機?

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 JR東日本によれば、羽田空港アクセス線が完成すれば、羽田空港国際線ターミナル駅を出発した列車は浜松町駅から東海道線に直通して東京駅へ直行できるようになるという。現在、東京駅と羽田空港との間は京浜急行電鉄、東京モノレールの利用とも乗換が1回必要となり、所要時間は最短で28分程度だ。羽田空港アクセス線であれば乗換はなくなり、所要時間は約18分へと短縮され、東京都心と羽田空港とのアクセスは飛躍的に改善されるであろう。

首都圏各地と羽田空港との直通運転

 羽田空港アクセス線には、さらなる構想が立てられている。東京駅だけでなく、東京都内や首都圏各地と羽田空港との直通運転だ。

 JR東日本によると、東京駅に乗り入れた羽田空港アクセス線の列車は上野東京ラインを通じて東北、高崎、常磐の各線に直通が可能となる。このため、大宮、宇都宮、高崎、水戸の各駅方面と羽田空港との間も乗換なしで行けるようになるであろう。同社はこのルートを東山手ルートと呼ぶ。

 連絡線を設け、東京貨物ターミナル駅付近を走る東京臨海高速鉄道りんかい線にも乗り入れる構想も立てられた。りんかい線はJR東日本京葉線や東京地下鉄有楽町線の列車も発着する新木場駅とJR東日本山手線の大崎駅との間を結ぶ路線で、羽田空港と大崎駅方面、それから新木場駅方面とのアクセスも改善される。

 現在、りんかい線は大崎駅で埼京線とも相互直通運転を行っているので、羽田空港アクセス線の列車も渋谷、新宿、池袋の各駅へも乗換なしで直通可能だ。新宿駅と羽田空港との所要時間は現在最短で約43分のところ約23分と、こちらも劇的な短縮が実現する。JR東日本はこのルートを西山手ルートと称すると発表した。

 いっぽう、新木場駅と羽田空港駅との間は現在、乗換が1回必要で約41分を要しているところ、乗換なしで20分でアクセス可能となるという。こちらは臨海部ルートと呼ばれる。なお、新木場駅ではりんかい線と京葉線との間で線路が接続されており、今は行われていない相互直通運転を羽田空港アクセス線の開業とともに実施する構想もあるという。実現すれば羽田空港と千葉方面との間のアクセスも飛躍的な向上が期待される。

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