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日本体操界を私物化する塚原夫婦の卑劣な行為…偏向採点、朝日生命への選手引き抜き

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塚原千恵子氏(写真:日刊スポーツ/アフロ)

決意の訴えに「全部嘘」


「18歳の決死の記者会見」に体操界が大揺れだ。

 リオデジャネイロ五輪代表で女子体操界のエース、宮川紗江選手(18)のコーチだった速見佑斗氏(34)が同選手への暴力指導を理由に日本体操協会(二木英徳会長) から無期限の登録抹消処分を受けたことで、宮川選手自身が8月29日に都内で記者会見を行い、「処分は重すぎる」と見直しを訴え、世界選手権や全日本の合宿などへの参加を辞退する旨を語った。そして、パワハラの加害者は速見コーチではなく、塚原千恵子女子強化本部長(71)ら協会幹部だと爆弾発言した。それにとどまらず、「最初から速見コーチを排除して、(千恵子氏と夫の光男協会副会長<70>が指導する)朝日生命に入れる目的だと確信しました」とまで明言したのだ。

 慌てふためいた協会。「早く火消しを」とばかり、宮川選手の会見の1時間半後には山本宣史専務理事が会見を行い、「たとえ(宮川選手本人が)許容していても暴力は許されない」などと発言した。しかし、しどろもどろで報道陣に追及されると、なんと山本専務はテレビですら宮川選手の会見を見ていなかった。

 体操協会は30日に緊急会議を開いたが、塚原夫妻は出席しなかった。弁護士らによる第三者委員会を立ち上げて調査することを決議し発表した。具志堅幸司副会長は報道陣の取材に、「宮川選手の記者会見で初めてパワハラの話を聞き、大変驚いた。早急に解決しないといけない」と話した。さらに「18歳の少女が嘘をつくとは思えない。『全部嘘』と言った発言は残念」とまで断言した。「全部嘘」とは、この日、光男氏が宮川選手の発言について報道陣に聞かれて答えたもの。

 第三者委員会はドーハ(カタール)での世界選手権が控える10月下旬までに結論を公表する予定で、具志堅氏は「全部の膿(うみ)を出して、東京五輪に向けて新しく出発したい」と話した。実は具志堅氏は山本氏とは違い、前日の宮川選手の会見を直接、現場で聞いて衝撃を受けていた。

 偶然、苗字が同じだが「ティーンの決死の記者会見」が嘘にはまったく聞こえないのは、日本大学アメリカンフットボール部の「反則タックル問題」で会見を行った宮川泰介氏と同じだ。
  

「宗教みたい」


 宮川選手が話したパワハラのひとつは、速見コーチへの処分が下る直前の7月15日の出来事。たった一人で塚原夫妻から味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の小部屋に呼び出され、千恵子氏から「速見コーチの暴力行為を認めないと、あなたが困ることになる」と、暴力があったと証言するように強く求められたという。宮川選手は千恵子氏について、次のように話した。

「大きな権力を持っている方と凄く感じていた。周りのコーチ、本部長についている先生たちは、本部長の言うことは絶対で何も意見が言えない状態。周りの方々も本部長に影響されて何もできない」

 仮に威圧的でなかったとしても、選手の生殺与奪権を握る協会幹部2人が、コーチもなしに未成年の選手一人だけを呼び出すこと自体が卑劣である。

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