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開始予定の携帯5G化、電波が人体に悪影響との指摘…頭痛や記憶障害、料金負担は割高に

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「Gettyimages」より

5G実用化を急ぐ理由はどこに?


 近年、スマートフォンやタブレットといった携帯端末の普及には目を見張るものがある。サービス提供エリアの拡大だけでなく、通信速度も向上している。現在普及している4G LTEにおいては、最大100Mbpsの通信速度で高品質の動画が楽しめる。タブレットやスマホの画面サイズを考えれば、十分過ぎるレベルである。

 だが、通信トラフィックは過去5年間で10倍、2020年には現在の1,000倍になることが予想されている。また、1964年の東京オリンピックの際にテレビが普及したように、今回は高画質の4K/8K映像による配信が期待されている。そのためには大容量データの超高速伝送も求められる。そんな背景もあり、国内大手通信事業者は10Gbpsレベルの通信速度を実現する第5世代移動通信システム「5G」のサービス提供を2020年に開始できるよう目指している。

 さて、5Gにおいては、通信速度を高速化させるために、これまでとは異なり、より高い周波数帯のマイクロ波が利用される。だが、電波の直進性が高まることから、基地局の影では電波が届きにくくなり、多数の小型基地局(マイクロセル)を数十メートル単位で設置する必要があるといわれている(支柱にアンテナと電源装置を設置する)。そのため、設置コストがかさみ、携帯端末の消費電力も増えると考えられている。

 だが、冷静に考えれば、5G普及が急がれる理由は不明確である。そもそも5Gはスマートフォンやタブレットといった移動体通信をターゲットにしている。小さな端末画面においては、4K映像ならではの高画質はほとんど見極められないといわれている。50インチクラスのテレビで見ればその違いを認識できようが、日本では全国に光ファイバー網が普及しつつある。当面、大画面では光ファイバー、小さな端末画面では4G LTEでもよいのではなかろうか。

サクラメント市民に衝撃走る


 そんななか、5G普及に向けて慎重な対応を促すようなニュースがアメリカからやってきた。5月29日、アメリカの3大テレビネットワークのひとつCBSのサクラメント局は、5Gサービスの提供が健康リスクを生じさせる懸念があると報道した。サクラメント市は、(早ければこの夏の終わり頃にも)5Gサービスを提供する最初の都市となるべく、試験運用を行ってきたが、アンテナから発せられる非電離放射線が人体に悪影響をもたらす可能性があるという。

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