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開始予定の携帯5G化、電波が人体に悪影響との指摘…頭痛や記憶障害、料金負担は割高に

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 FCC(連邦通信委員会)は、携帯端末に信号を伝送するアンテナ設置に際して暴露限度を設けているものの、これまで携帯電波の影響力に対する評価は一致していなかった。アメリカ国立がん研究所(NCI)によると、少数の研究においては、携帯電話の使用と脳腫瘍リスクとの間には統計的な関連性を示唆する証拠がいくつか示されているが、他の多くの研究においては関連性が示されていないとしている。そして今回、FCCが「安全」と定めた数値の根拠が疑われる事態が発生した。

 サクラメントの消防士たちは、消防署の外に5Gアンテナ設備が建てられると、頭痛や不眠だけでなく、記憶障害と意識障害を訴えるようになったのだ。これが5G設備の影響であるとの確信に至ったのは、近くに5G設備のない別の署に勤務地が替わった際だった。消防士たちの症状はすっかり治まったのである。

 さらに注目すべきことは、問題の消防署において計測された非電離放射線レベルは、FCCが「安全」とみなす上限のわずかに1000分の1から500分の1の値だったことである。屈強な消防士がそのレベルで体調を崩すとすれば、FCCが安全と定めた数値の上限レベルにおいて、人々は本当に安心した生活を送ることができるのだろうか。カリフォルニアの法律では、消防署の近くにアンテナの設置を強制しているが、消防士らは自分たちの職場(消防署)を例外とするよう申し立てている。

事業者寄りの行政

 
 すでに触れたように、5Gサービスの提供には、小型の基地局(アンテナ設備)を数多く設置せねばならない。もし5Gアンテナからヒトに有害なレベルの電磁波(非電離放射線)が発せられることがあれば、その影響は多くの人々に及ぶ恐れがある。

 だが、移動体通信や無線通信の国際的な業界団体であるCTIAのスポークスマンは次のように語っている。

携帯電話利用者の安全はCTIAや無線産業にとって重要です。私たちは、アンテナと健康への影響に対しては、専門家によるガイダンスに従っています。過去数十年にわたって行われた科学的な研究に従って、FCC、アメリカ食品医薬品局(FDA)、世界保健機関(WHO)、アメリカ国立がん研究所(NCI)や、他のたくさんの米国および国際的な機関や健康の専門家たちは、アンテナや携帯電話が発する無線エネルギーを原因としたヒトへの健康リスクで知られているものはないのが科学的事実だと語っています。その証拠には、1980年代半ばに携帯電話が導入されて以後、アメリカ国内の脳腫瘍発生率は減少しているという連邦政府による公式の脳腫瘍統計の分析も含まれています」

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