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『ハゲタカ』最終回で『グッド・ドクター』にまさかの視聴率逆転勝利…圧巻のラストに嗚咽

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木曜ドラマ『ハゲタカ』公式サイト(テレビ朝日)より

 9月6日に放送された綾野剛主演の連続テレビドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)最終回は、平均視聴率11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。長らく1ケタ台が続き、前週第7話は自己ワースト記録の8.8%まで落ち込んでいたが、土壇場で2.3ポイント回復させ意地を見せた。

 同作は、外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」を率いて日本の大企業などの買収劇を繰り広げ、「企業を食い荒らす“ハゲタカ”」と呼ばれてきた主人公・鷲津政彦(綾野)の生き様を描いた物語。ドラマは3部に分けて展開し、最終章の内容は、鷲津が日本を代表する重工業メーカー「帝都重工」に革命を起こすというものだった。

 データ改ざんや不正会計といった不祥事に揺れる帝都重工。その裏で、アメリカの機関投資家グループとつながる政府系金融支援団体「日本ルネッサンス機構」の飯島亮介(小林薫)は、帝都重工の実権を握ろうと画策していた。これを察知した鷲津は、ホライズンジャパンを離れた後に自身が設立した「サムライファンド」を辞め、帝都重工の社長に就任。そして社長就任記者会見の場で、「30日以内」に革命をもたらすことを宣言した。

 新社長となった鷲津が帝都重工の子会社や関連会社への視察に奔走する一方、再生担当執行役員を務める芝野健夫(渡部篤郎)は、管理職への聞き取り調査を目的に面談を重ねる。帝都重工を立て直すことで日本の未来を守りたい芝野、同社の腐敗を利用して私欲を満たそうとする飯島、そして革命を掲げる鷲津――。

 最後の決戦は、アジア各国の重工業メーカーの責任者が集まる会議の開催場所「日光みやびホテル」が舞台となった。帝都重工の会長・真壁達臣(伊武雅刀)は芝野だけを会議に連れて行ったが、 そこへ登場した鷲津によって同社の不正の証拠が明るみに出る。真壁はしらを切り通そうとするが、芝野もまた各国の責任者の前で「不正は事実」と証言。さらに、日光みやびホテル社長・松平貴子(沢尻エリカ)の手配で大量のマスコミが押しかけ、真壁はとうとう逃げ場を失くしたのだった。

 鷲津が真壁を追いつめるシーンは勢いがあって良かったが、それを各国の責任者が集まる席で行い、しかも特に混乱が起きる様子もなかった点は、ちょっと現実味がなさすぎたと思う。一方で、鷲津による革命の結果、飯島も失脚することとなったが、この2人の最後のやり取りにはグッと来た。飯島が放った「わしはまだ生きてる」というセリフは、鷲津がホライズンジャパンから解雇された際に口にした「私はまだ生きている」というセリフとリンクしている。

 あの頃の鷲津が戦意喪失していなかったように、飯島もまた鷲津とやり合う気でいることがよくわかり、インターネット上にも「続編あるかな?」と、期待が寄せられていた。視聴率は特別好調というわけではなかったが、楽しんで見ていたファンもそれなりにいたのだ。

 視聴率といえば、『ハゲタカ』と同じ木曜日に夜10時から放送される山崎賢人主演の連ドラ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)との争いが気になるところだ。『ハゲタカ』が最終回を迎えたこの日、『グッド・ドクター』第9話は平均10.2%をマークした。7月26日放送回以降、『ハゲタカ』は『グッド・ドクター』の視聴率に負け続けていたが、今回はなんとか勝利。しかし『グッド・ドクター』のフィナーレは来週であり、ネット上の評価も高い作品だけに、最終回となれば高視聴率を叩き出す可能性が高い。つまり『ハゲタカ』は、一週早く最終回を放送したために、最後まで惨敗することを免れたといえるのかもしれない。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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