NEW

胃がんは防げる、患者の99%は胃の中にピロリ菌…専門医はバリウム検査より内視鏡を推奨

【この記事のキーワード】

, , , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

――予防医療普及協会では、ほかにどのような活動をしていますか。

鈴木 「防げる病気を防ごう」ということで、最初に胃がん、次は大腸がんに取り組みました。近年、大腸がんは増加傾向にあり、女性のがん死亡者ではもっとも多くなっています。がん検診で便潜血を調べる方法が有効なのですが、受ける人が少ないのが実情です。予防医療普及協会では、大腸がんの検査キットも展開しており、ピロリ菌と同じように郵送で結果がわかります。

 また、子宮頸がんも防げるがんであるということで、予防の啓発に取り組んでいます。子宮頸がんはHPVウイルスが原因で、主に性交渉で感染します。ワクチン接種で予防が可能ですが、日本では副反応が問題となり、厚生労働省は「積極的な勧奨」を中止しています。そのため、日本は先進国で最低の接種率です。この状況に対して、WHOや日本産科婦人科学会が一刻も早い再開を求める声名を出しています。

 ただ、政治的状況もあり、なかなか中央では再開しそうにない。そこで、「自己採取キット」の普及を推進しようと、クラウドファンディングを実施中です。11月が期限ですが、現在は目標額の6割ほどの達成率です。

韓国でがん検診の受診率が上がった理由

――予防医療はどのようにあるべきでしょうか。

鈴木 日本では各種がん検診として安く受けられますが、やる人とやらない人が二極化しがちなのが実情です。病気になって苦しい思いをしないと、予防の大切さに気づかないわけです。

 国は、がん対策基本法でがん検診の受診率を50%以上にしようとしていますが、なかなか広がりません。韓国では、「がん検診を受けないと医療費を上げる」という制度をつくったところ、受診率が大幅に上がりました。以前、日本でもある政治家が「検診を受けた人の医療費を安くする」という提案をしたのですが、「検診を受けない人を差別するべきではない」という反対意見があったようです。

 また、実は予防医療だけでは医療費の抑制にはならないといわれています。長生きすれば、そのぶん医療費も長期間にわたってかかることになるからです。ただ、社会に対する貢献も長きにわたってできるようになる。何よりも、残される家族のことを考えると、ぜひ検診を受けてもらいたい。著名人にも若くしてがんで亡くなる方が少なくないですが、なかには防ぐことができたケースもあったかもしれません。

 ちなみに、子宮頸がんは“マザーキラー”とも呼ばれていて、30~40代で亡くなる方が多いのです。まだ子どもが小さい時期ですよね。

『ピロリ菌やばい』 ★☆★☆★☆★☆ 史上初!“ピロリ菌検査キット”付きブック 検体(尿)を採取して検査表と一緒に投函するだけ! 忙しい人でもできる、かんたんピロリ菌検査! ★☆★☆★☆★☆ 胃がんの99%はピロリ菌が原因なのだ。 ひとりでも多くの人がピロリ菌検査をして 菌がいる場合にはきちんと除去さえすれば 胃がんを劇的に減らせるということだ。 amazon_associate_logo.jpg

胃がんは防げる、患者の99%は胃の中にピロリ菌…専門医はバリウム検査より内視鏡を推奨のページです。ビジネスジャーナルは、ヘルス・ライフ、, , , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • ヘルス・ライフ
  • ビジネス
  • 総合

関連記事

BJ おすすめ記事