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高井尚之が読み解く“人気商品”の舞台裏

全自動コーヒー抽出器「FURUMAI」が密かにブーム…有名バリスタたちのノウハウ凝縮

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9月27日の「JBC決勝」は多くの人が観戦した

「競技会」には気づきも多い

 バリスタは、若者に人気の職業のひとつ。志望動機はさまざまだが、「多様な種類があるコーヒーや、デリケートな淹れ方に興味を持った」「自己表現ができる」と話す人が多い。

 だが、大会で優勝をめざすバリスタは厳しい世界だ。上位入賞すれば、社内外のセミナーに呼ばれることも増え、なかには独立する人もいるが、阪本氏は「すべてのバリスタが競技会に出るべきとは思わない。向き不向きもあれば、タイミングもある」と話し、こう続ける。

「ただし、競技会出場はPDCAサイクルも実感でき、本人には最高の成長の機会になります」

 競技会を取材すると、多くの気づきがある。出場するバリスタは、審査員に四方から厳しくチェックされるので、プレゼンテーションの参考になる。筆者は仕事柄、多くのプレゼンを見てきたが、ここまで衆人環視の中で言動の成果を求められる例は少ないだろう。

 各バリスタの大会にかける思いも熱い。今年の大会は、知人のメディア関係者数人と観戦したが、「優勝を逃したバリスタの悔しそうな表情を見て、ここまで本気で仕事に打ち込むのはすごいと驚き、うらやましさも感じました」(20代の女性会社員)という声も聞いた。

バリスタが店で提供する「ラテアート」(イメージ。2018年夏に筆者撮影)

「大会出場はチャンス」と考える人が成長する

 十数年にわたりバリスタをコーチしてきた阪本氏は、「競技会で勝つために大切なことは、ハッキリしている」と語り、基本中の基本として次の2点を上げる。

(1)「本気でやりたい」というバリスタがいる
(2)経営者や幹部が、大会への取り組みを真剣にバックアップする

「その店にバリスタがいても、本人が乗り気でなければ意味がない。厳しい言い方ですが、会社が教育の機会を与えようとしても、乗り気でない人には機会を与える価値はありません。人材育成とは『時間』や『お金』を先行投資するもので、成果が未知数の人材に期待するものです。本人が『自己成長のチャンス』と考えるかどうかです」(阪本氏)

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