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人気プロ野球選手の「戦力外通告」ラッシュにファン騒然…西岡剛や成瀬善久も

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西岡剛(「Wikipedia」より)

 広島東洋カープと埼玉西武ライオンズがリーグ優勝を飾った今年のプロ野球。クライマックスシリーズを控え熱気は冷めやらないが、一方で戦力外通告を受けた選手やタイトルホルダーの現役引退表明など寂しい報道も多い。

 横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けたのは、「ベストナイン(2回)」「ゴールデングラブ賞」の受賞経験を持つ田中浩康内野手。2016年に東京ヤクルトスワローズから戦力外通告を受けたものの、現役続行を希望してDeNAに入団していた。つまり今回が2度目の戦力外通告で、田中は「次のステージに進もうという気持ち」と現役引退を決断している。

 球団の公式発表を待たずフライングで戦力外通告を受けたと報告して話題になったのが、阪神タイガースの西岡剛内野手だ。「盗塁王(2回)」「首位打者」「最多安打」のタイトルを獲得し、ワールドベースボールクラシック(WBC)や北京五輪で日本代表選手としても活躍した。そんな名選手への戦力外通告に衝撃が走ったものの、西岡は自身のインスタグラムで「来年もプロ野球選手として甲子園の土を踏める事を一つの目標として頑張ります!」と現役続行の意思を示した。

 プロ野球人気を支え続けた、ベテラン選手の現役引退表明も相次いでいる。カープの新井貴浩内野手は「本塁打王」「打点王」を獲得したほか、「最優秀選手」「ベストナイン(2回)」「ゴールデングラブ賞」など数々の表彰も受けたカープ随一の人気選手。16年には「広島県民栄誉賞」を授与されたほどで、ファンから「寂しいなんてレベルじゃない」「心から尊敬できる選手。きっと新井さんの背中を見て育った選手も多かったと思う」「新井さんのいないカープなんて考えられない」と、惜しむ声がインターネット上に溢れ返った。

 中日ドラゴンズ一筋を貫いた岩瀬仁紀投手は、前人未到の1000試合登板を成し遂げて現役引退を表明。「最優秀中継ぎ投手(3回)」「最多セーブ投手(5回)」に輝いたほか、「最多登板(1001試合)」「通算セーブ数(407)」のNPB記録保持者でもある。07年には日本シリーズで完全試合を目前にした山井大介投手が、落合博満監督(当時)の“非情采配”で9回降板。岩瀬が継投して「2投手による完全試合」を達成したことも大きな話題を集めた。ファンからは「1000試合登板なんてこの先破れる人いる?」「プレッシャーもハンパないだろうに、岩瀬さんの冷静さは見事としか言いようがない」「中日を支え続けてくれて感謝しかありません」など称える声が続出している。

 タイトル受賞経験がある選手としては、ライオンズの松井稼頭央外野手、福岡ソフトバンクホークスの本多雄一内野手、千葉ロッテマリーンズの岡田幸文外野手、オリックス・バファローズの小谷野栄一内野手、読売ジャイアンツの杉内俊哉投手・山口鉄也投手・西村健太朗投手、ドラゴンズの荒木雅博内野手・浅尾拓也投手など、時代を彩った名選手が現役引退を表明している。

 一方で、スワローズの成瀬善久投手や由規投手など、戦力外通告を受けても現役続行を希望している選手も多い。ぜひとも他球団へ移籍して、さらなる雄姿をファンに見せてほしい。

 ほかにも、北海道日本ハムファイターズの石井裕也投手や矢野謙次外野手など、ファンから絶大な人気を得ていた選手の引退も発表されており、プロ野球人気の低下を懸念する声も少なくない。

 だが、大物選手の退団・現役引退が相次ぐのも、時代の流れといえるのかもしれない。後継者となる選手たちの活躍に期待しよう。
(文=編集部)

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