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木村隆志「現代放送のミカタ」

『獣になれない私たち』初回で露呈した3つの落とし穴

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 ネットニュースや新聞の視聴率速報も、そのほとんどが関東地区の数字である現状、「都会の人を狙ってつくる」のは仕方ないかもしれない。ただ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やブログなど、ネット上のクチコミに地域差は存在しない。確実に時代は変わっているだけに、あらためて「現在のドラマづくりがいかに難しいか」が浮き彫りになったともいえる。

 1話終盤、晶は恒星から「バカになれたらラクなのにね」と言われ、初めて言動を変えるシーンがあった。今後は2人がさらに本音をぶつけ合い、心の距離を縮めていく様子が描かれるのではないか。

「恒星」は自ら輝きを放つ星のことだが、1話の段階では、まだ「根元」だけ輝いているという状態。「深海」に沈む「晶」を輝かせる存在になれるのか。当作は、「深海晶」と「根元恒星」という名前が暗示する2人の関係性を楽しむ作品であることは間違いない。
(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)

●木村隆志(きむら・たかし)
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)、『TBSレビュー』(TBS系)などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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