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フジ『僕らは奇跡でできている』、5%台目前&盛り上がりゼロなのに「妙におもしろい」謎

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 10月16日に放送された連続テレビドラマ僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)第2話は、平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。高橋一生の民放ゴールデン・プライムタイムの連ドラで初主演作として注目されていたはずの今作は、初回から7.6%と躓き、そこからさらに1.5ポイント落としてしまった。


 同ドラマは、動物や生き物の研究に熱心で「動物行動学」を教える大学講師の主人公・相河一輝(高橋)と、彼を取り巻く人々のハートフルストーリー。常識や固定観念にとらわれない一輝の言動は、周囲に“変わり者”という印象を与える半面、ときに人々の価値観を揺さぶる。

 第2話は、水本育実(榮倉奈々)が院長を務める歯科クリニックに通う一輝が、クリニックの古い水道の蛇口から出る“鳥の鳴き声”のような音を聞き、大学の授業でフィールドワークに出かけることを思いつく。ほとんどの生徒が面倒に感じながらも、出席ポイントを稼ぐために参加する。それは生徒のひとり・青山琴音(矢作穂香)も同じだったが、子どものような無邪気さでフィールドワークを楽しむ一輝を見て、少しずつ興味を持ち始めたようだ。

 一方、育実は気まずい雰囲気になっていた恋人(和田琢磨)との関係を修復すべく、自宅で手料理を振る舞う。しかし、結果としてさらに距離を置かれてしまうこととなり、育実は後日、ストレス解消のためにひとりで焼き肉を食べに行く。そこへ偶然、一輝もひとりでやってきたので会話を交わす……といった内容だった。

 ほんわかとした空気感でのんびりと進んでいく物語なのに、気がつけば「もう終わり!?」と驚かされる同ドラマ。それほどに一輝から目が離せないのは、やはり高橋の演技力の高さゆえだろう。一輝というキャラクターも魅力的で、勉強が得意ではなかった私でも、彼の授業なら受けてみたいと思わされる。高橋の優しい笑顔が、一輝をいつも楽しそうな人間に見せてくれるからだ。

 そんな一輝とは対照的な性格の育実も、どこか応援したくなる女性である。また、一輝を見守る祖父・義高(田中泯)や大学教授・鮫島瞬(小林薫)も素敵だし、准教授・樫野木聡(要潤)や家政婦の山田妙子(戸田恵子)と一輝の掛け合いもおもしろい。

 しかし、残念ながら、今のところ脚本に大きな盛り上がりがない点が視聴者を飽きさせてしまう原因かもしれない。高橋の演技力や、個性的な登場人物たちには惹きつけられるものの、ストーリーが物足りないとなると、やはり視聴者は少しずつ飽きてしまう。今回は視聴率もギリギリ6%台に踏み留まったが、今にも5%台落ちしそうな状況であることは確かだ。

 ちなみに今期、火曜日のドラマは21時台の『僕らは奇跡でできている』のほか、22時から有村架純主演の『中学聖日記』(TBS系)が放送中。中学校の教師と生徒の恋を描く『中学聖日記』は、その内容が賛否を招き、初回6.0%でのスタートだった。第2話も6.5%と、決して好成績とはいえない数字を刻んだが、それでも『僕らは奇跡でできている』を逆転した。現時点ではかなり低レベルな戦いとなっているけれど、どちらが先に2ケタ台に到達できるだろうか。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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