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井戸美枝「100歳まで生きる 新しいお金との付き合い方」

受け取る年金を増やす方法…受給開始遅らせ最大1.4倍、年下配偶者いると損の恐れも

文=井戸美枝/ファイナンシャルプランナー
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 たとえば、65歳の夫と64歳の妻の場合、夫が厚生年金の受給開始を1年間繰り下げると、加給年金は1年分受け取れないことになります。年額38万9800円の加給年金額と、繰り下げにより増える厚生年金の金額を比較して、どちらか有利なほうを選びましょう。

 前述した通り、国民年金と厚生年金はバラバラに繰り下げができますので、厚生年金だけ先に受給を開始して、国民年金は繰り下げる、という方法が良いかもしれませんね。

増額した年金が一生涯続く

 いかがでしたでしょうか。

 未納期間をなくしたり、繰り下げ受給をすることで、年金は増やすことができます。1カ月あたりに増やせる金額はわずかであっても、死亡するまで受け取れることを考えると、家計の助けとなることは間違いありません。

 今回取り上げた「国民年金」や「厚生年金」は、いわば国がお金を管理して運用しています。反対に、自分で運用方針を決められる年金制度もあります。個人型確定拠出年金こと通称「iDeCo」ですね。次回は、この「iDeCo」を詳しくご紹介しましょう。
(文=井戸美枝/ファイナンシャルプランナー)

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