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期待度1位だった『獣になれない私たち』は、なぜ視聴者から拒否反応を示されたのか?

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『獣になれない私たち』公式サイトより

 10月10日からスタートした、新垣結衣主演の連続ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)。放送開始前から期待度が高く注目を集めていた作品だが、蓋を開けてみれば思わぬ苦戦を強いられている。

 同ドラマは野木亜紀子が脚本を担当しており、主演の新垣とは“逃げ恥”ブームを巻き起こした2016年10月期の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)以来のタッグ。放送前に映画とドラマのレビューサービス「Filmarks」が発表した「秋ドラマ 期待度ランキングTOP10」では、堂々の1位に輝いていた。

 主人公の深海晶(新垣)は、ECサイト制作会社で次々に仕事を振られ身も心もすり減っている営業アシスタント。そんな彼女が会計士・税理士の根元恒星(松田龍平)と偶然出会い、赤の他人だからこそ本音でぶつかり合っていく。傷つきながらも自分らしく踏み出す姿をリアルに映し出す、“ラブかもしれないストーリー”だ。

 第1話の平均視聴率は『逃げ恥』の10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を上回り、11.5%と2ケタ発進を記録。ところが翌週放送の第2話では8.5%と急落してしまい、回を追うごとに視聴率が上昇した『逃げ恥』とは対照的な展開となっている。

 期待度とは裏腹にインターネット上でも不評の声が目立っており、「1話が鬱展開すぎて即離脱」「感情的にスッキリできる話が見たかった」「しっかり物が言えないキャラが多くてイライラする」「全然物語に共感できないし、そもそもつまらない」といった評価が。

 低評価につながった原因のひとつとして挙げられているのが、第1話での執拗な“パワハラ描写”。晶は誰よりも早く出社して仕事をこなし、同僚の尻ぬぐいまで任される。必要以上の仕事で疲れ切った晶が、思わず線路に飛び込もうとする場面もあったほどだ。そんな設定では、晶を演じる新垣の演技も必然的に陰りを帯びてしまう。

 また、社長は所かまわず怒鳴り散らすような人物で、あまりの罵声に視聴者は耳を塞ぎたくなったのではないだろうか。恋愛モノを期待していたファンも多く、期待を裏切る現実的な展開が早々に視聴者を離脱させてしまったようだ。

 視聴率は1ケタに急降下してしまったが、まだドラマは序盤。V字回復となるか、今後の展開に注目しよう。
(文=編集部)

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