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猫の多頭飼育崩壊が問題化 去勢手術せず大量繁殖、飼育できず

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正解のないWEBマガジン~wezzyより】

Thinkstock/Photo by Vasyl Dolmatov

 昨年12月に「一般社団法人ペットフード協会」が発表した全国の犬と猫の推計飼育数で、猫の飼育数が初めて犬を上回ったことが大きく報じられた(猫・953万匹、犬・892万匹)。空前のペットブームと言われる昨今、特に猫を飼う世帯が増えていることがこのデータからも明らかだが、それと同時にクローズアップされているのが、愛猫家向けの猫ビジネスにおける問題点だ。

 「週刊女性」(主婦と生活社)11月13日号ではこうした現状について特集が組まれている。記事によれば猫ブームにおける販売頭数増加の影で、繁殖数増加のため、1年間に3回ほど繁殖をさせることも普通なのだという。そのため繁殖用の雌猫には相当な負担がかかり、歯や骨がスカスカになってしまうというのだ。また犬ほど種雄の数が多くない猫は、より近いところでの近親交配となるため、遺伝性疾患も懸念されているという。

 ブリーダーの繁殖からショップまでの小売までの間で、犬猫合わせると年間2万5000頭が病気などで死んでいるという衝撃の現状も明かされた。しかもこれは2016年度に殺処分された犬猫の半数に近い。殺処分数は減少しているにもかかわらず、愛猫家向けビジネスのために多くの猫が命を落としている。

 猫ブーム加熱によりこうしたビジネス的な問題点が浮上すると同時に、猫の飼育によるトラブルも頻発している。その代表格が『多頭飼育』による崩壊だ。

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