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安倍首相、盤石な支持率の裏に「質問に答えない」応酬話法…トップセールスマンの技法

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応酬話法は、どんな人たちが使っているか

 応酬話法は、主にセールスマンなどが使っている会話の技術である。断られた時の対応や、反発への反応の仕方などが、会話の技術として確立されている。論理的に説得するのではなく、むしろ話を展開させたり、納得させるように話を持っていったりすることによって、契約に結びつける。

 村西とおるは百科事典のセールスマンとしてトップセールスになり、後には映像作品の監督に転じ、多くの女性を「応酬話法」で勧誘し、女優としてデビューさせた人物である。いわば営業の「プロ」なのだ。

 村西の著書に記された応酬話法のやり方からすると、安倍首相はまだ批判者を応酬話法で納得させていないと考えられる。批判者のほとんどが学者やジャーナリスト、市民運動家タイプの人間であることを考えると、もっとも応酬話法が通じにくい相手であるともいえる。しかし、村西ほどの応酬話法の技量は持っていないものの、安倍首相は政治という自らを多くの国民にセールスするセールスパーソンとしては、十分合格ラインに達していると考えられる。それが、岩盤の内閣支持率につながっている。

 村西は応酬話法の技術として、「質問話法」「間接否定話法」「繰り返し話法」「実例話法」「聞き流し話法」を挙げている。安倍首相の国会や記者会見での話法でよく使われるものである。野党やメディアがそれを批判するものの、一般国民に対しては十分説得できるだけの議論ができている。

 私たち一般の有権者は、安倍首相の独特な話法がセールスの話法であることを十分に注意し、厳しい目で見ていかなくてはならない。安倍首相を批判するならば、応酬話法への対策という観点から考える必要があるだろう。
(文=小林拓矢/フリーライター)

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