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『僕らは奇跡でできている』なぜ低視聴率でも高橋一生&榮倉奈々に共感する人続出?

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 11月13日に放送された高橋一生主演の連続テレビドラマ僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)第6話は、平均視聴率6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。一方、同日放送の有村架純主演『中学聖日記』(TBS系)第6話は、自己最高となる7.0%を記録。『僕キセ』はこれまで二度、7%台をマークしているが、『中学聖日記』がジワジワと数字を伸ばしつつある。

『僕キセ』は、動物行動学を教える大学講師・相河一輝(高橋)と、彼を取り巻く人々のコミカル・ハートフルドラマ。前週第5話のラストでは、真面目な歯科医・水本育実(榮倉奈々)が一輝と訪れた森で元恋人・鳥飼雅也(和田琢磨)への後悔にさいなまれ、涙を流していた。第6話で一輝は、育実の涙に動揺しつつ理由を尋ねるも、彼女は話そうとしない。そんななか、2人が一緒に森へ行ったと知った家政婦・山田妙子(戸田恵子)の提案で、一輝と付き合いのある“先生”を招いて食事会をすることに。

 当日は、一輝の恩師・鮫島瞬(小林薫)や准教授の樫野木聡(要潤)、同僚の沼袋順平(アンジャッシュ・児嶋一哉)、事務長・熊野久志(阿南健治)、そして育実と、水本歯科クリニックの歯科衛生士・丹沢あかり(トリンドル玲奈)や坂下祥子(玄覺悠子)が集まった。実はこの日が誕生日だった育実は、ひそかに鳥飼からの連絡を待っていた様子。結局、何もなかったために一輝宅へ来たわけだが、餃子づくりを手伝うなかで自分の“まじめすぎる性格”を思い知る……という展開だった。

 まじめな性格ゆえ、キツい口調で正論を言い放つところがある育実。初期の頃、一輝は育実をイソップ童話「ウサギとカメ」のウサギに例えた。これは、「ウサギはカメを見下すために走る」という解釈からで、鳥飼にも「俺を見下している」と言われたばかりだった彼女は、大変なショックを受ける。その後、育実は一輝にいら立ち、鳥飼との別れを迎えながらも、少しずつ自分の価値観に違和感を持つようになっていた。そして今回、育実は一輝の前で涙だけでなく、ついに“本音”をもボロボロとこぼすことができたのだ。

 インターネット上で同ドラマの感想を見ていると、「一輝みたいな先生と出会いたかった」「穏やかで安心感がある」といった“一輝ファン”が多いのはもちろん、彼を見守る山田や鮫島、祖父の義高(田中泯)のことを「優しくて素敵」とほめる人や、樫野木や沼袋、熊野といった教師陣と一輝、新庄龍太郎(関西ジャニーズJr.のなにわ男子・西畑大吾)をはじめとする学生たちと一輝のやり取りをほほえましく見ている人も。こうした登場人物のなかでも、育実はかなりキツめのキャラクターだけれど、彼女の言動について「わかる……」と共感する人も少なくない。

「私はまじめなタイプ」と自覚している人ならば、ふとした場面で他者から「あなたはまじめだもんね」「まじめすぎるのよ」などと言われ、なんとなく違和感を覚えるような経験をしてきたかもしれない。まじめであることは決して悪いことではないのに、そういうふうに言われると「まじめにやっているのに、なんで?」と、納得がいかないだろう。きっと育実も、そんな葛藤を感じてしまうのではないだろうか。

 強そうに見える育実にもそういった“人間らしさ”があるし、一輝との交流で心を開いていくような“純粋さ”もある。だから、表面上はツンとしたキャラであっても、視聴者の共感を呼び、好まれる。今後、一輝と恋愛ストーリーを展開するのかはわからないけれど、「鳥飼とは心の決着をつけられるといいね」と応援したい存在だ。『中学聖日記』との視聴率対決も気になるところだが、『僕キセ』の魅力的なキャラクターたちがネット上の視聴者の心をつかんでいることは確かである。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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