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NHK紅白、BTSら韓流を事実上排除…韓国内で「日本政府が圧力」と抗議活動

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「NHK紅白歌合戦」公式ツイッターアカウントより

『第69回NHK紅白歌合戦』の出場者が14日、NHKから発表された。出場者は以下のとおり。

【紅組】
aiko(13)、あいみょん(初)、いきものがかり(10)、石川さゆり(41)、AKB48(11)、丘みどり(2)、欅坂46(3)、坂本冬美(30)、島津亜矢(5)、Superfly(3)、DAOKO(初)、天童よしみ(23)、TWICE(2)、西野カナ(9)、乃木坂46(4)、Perfume(11)、松田聖子(22)、松任谷由実(3)、MISIA(3)、水森かおり(16)、Little Glee Monster(2)

【白組】
嵐(10)、五木ひろし(48)、EXILE(12)、関ジャニ∞(7)、King&Prince(初)、郷ひろみ(31)、Suchmos(初)、三代目 J Soul Brothers(7)、純烈(初)、SEKAI NO OWARI(5)、Sexy Zone(6)、DA PUMP(6)、氷川きよし(19)、福山雅治(11)、Hey!Say!JUMP(2)、星野源(4)、三浦大知(2)、三山ひろし(4)、山内惠介(4)、ゆず(9)、YOSHIKI feat. HYDE(初)

 インターネット上では、2018FIFAワールドカップのNHKテーマソングを歌ったSuchmosなどの初出場組や、2年弱の活動休止から復活するいきものがかりの選出に対する賛否の声があるが、もっとも多くの注目を浴びたのは韓国のアイドルグループ、防弾少年団(BTS)だろう。

 メンバーのひとりが過去に日本への原爆投下を称えるかのようなTシャツを着ていたことが明らかになると、ネット上を中心に猛バッシングが巻き起こり、以降、日本のテレビ局は番組出演を見合わせている。ほかにも、別のメンバーがナチス親衛隊の徽章をあしらった帽子を着用したり、ナチスの旗を想起させる旗をコンサートで使用していたことから、米国のユダヤ系団体が抗議し、13日に所属事務所が謝罪を表明する事態に発展した。

 だが、BTSは日本の10代、20代の女性を中心に圧倒的な人気を誇っている。昨年のシングル売り上げは、男性アーティストのなかでは嵐に次いで国内2位。日本のみならず、今年5月には米ビルボードのアルバムチャートに初登場1位というアジア圏のアーティストとして初の快挙を達成するなどグローバルに活躍し、最近では南米などでも知名度が高まっている。

 そのため、若者の視聴を促す意味でも、批判を覚悟で選出する可能性もあるとみるテレビ関係者も少なくなかった。だが、BTSは選から漏れた。BTSに限らず、近年日本国内で活躍している韓国人アーティストは軒並み選出されていない。韓流としては唯一、韓国人、日本人、台湾人の9人からなるTWICEが出場する。

 これについて韓国側では、日本政府をはじめとしてさまざまな圧力がテレビ局に加えられているためとの見方が広まっているという。

「BTSが日本でテレビに出演できないのは、日本政府が圧力をかけているためだとして、『韓国政府と世界中のBTSファンは協力して日本政府と戦おう』といった、抗議活動を呼びかける動きもあります」(韓国人ジャーナリスト)

 その背後には、10月30日に韓国大法院(最高裁)が下した判決がある。戦時中に日本企業で働いていた韓国人労働者が、日本企業を相手に未払い賃金や賠償を求める訴えを起こしていた件で、原告の主張を認め新日鐵住金に賠償命令を出したのだ。いわゆる徴用工問題である。

 1965年の日韓請求権協定によって、個人も含めたすべての韓国側の請求権は消滅したとする日本政府はこの判決に不快感を示し、日韓関係に大きな亀裂が入った。韓国の国内では、BTSのテレビ出演見合わせが、この判決の影響を受けているとする見方が多いのだ。

 実際に徴用工問題が日本の芸能界、テレビ業界にどれほど影響を与えているかは定かではないが、現在、日韓関係は極めて冷え込んでいることは間違いない。2010年代に入り、韓流アーティストは世界進出を狙う傾向が強まっている。日本を敵視する国民感情は根深いが、世界に打って出るためには日本というマーケットは無視できない。今後、韓流アーティストたちは、どのように日本で活動していくのか、動向が注目されている。
(文=編集部)

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