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TBS、「BTS謝罪」報道で「さて、訂正です」に批判殺到…「テレビ出演させたい意図」か

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TBS放送センター(「Wikipedia」より)

 依然として収まる気配を見せない、防弾少年団(BTS)の「原爆Tシャツ」着用問題。一連の騒動を報じるなかで、TBSの報道姿勢が新たな火種として波紋を広げている。

 BTSメンバーのジミンが、過去に原爆写真がプリントされたTシャツを着用していたことに端を発する今回の問題。「反日的だ」という批判が、インターネット上を中心にあっという間に広がり、BTSのテレビ出演がキャンセルされるなど大きな影響を及ぼした。出場確実とみられていた『第69回NHK紅白歌合戦』も落選し、韓国では「日本政府の介入」を疑われる事態までに発展している。

 そんな騒動が日本・韓国間の溝を深めていくなか、BTSの所属事務所は公式サイトで謝罪コメントを発表。当のBTSは11月13・14日の東京ドームコンサートを予定通り行い、今回の騒動について13日のステージでファンに向けて「心配をかけた」とコメントしたという。

 13日の発言は多くのメディアで取り上げられたが、TBSでは14日放送の『Nスタ』で「『本当にごめんなさい、日本のみなさん』と謝罪した」と言及。同局の他番組でも同じような内容が報じられた。ところが、TBSが発信した「本当にごめんなさい」という発言に対して、「そのようなニュアンスの発言ではなかった」という指摘が続出。ウェブメディア「J-CASTニュース」では、実際に会場で録音された発言として、「本当にお騒がせしました」というコメントはあったものの謝罪の言葉は見つからなかったとしている。

 指摘を受けて23日放送の『Nスタ』では、井上貴博アナウンサーが訂正・謝罪した。井上アナは「さて、ひとつ訂正です」と切り出し、伏し目がちに「“『本当にごめんなさい、日本のみなさん』と話した”とお伝えしたんです。ですが、正しくは『本当に胸が痛いですね』でした。訂正してお詫びいたします」と頭を下げた。

『Nスタ』の訂正・謝罪という流れに、高須クリニック院長の高須克弥氏が苦言を呈した。25日更新のツイッターで高須氏は、「『さて』、じゃないよ」「嘘つき謝罪通訳の責任者は誰だよ」と怒りを滲ませている。

 ネット上でも、TBSの姿勢に対する批判が続出。「ウソ翻訳は訂正・謝罪で済ませられない。報道倫理が問われる大事件だと思う」「誤訳のレベルではないでしょう。TBSは都合よすぎ」「さもBTSが謝罪したように思わせたかった意図を説明してほしい」「韓国側に配慮した“偏向報道”と捉えられても仕方ない」といった声が溢れ返った。

 TBSの報道について、テレビ局関係者はこう推測する。

「BTSのメンバーが原爆Tシャツを着ていたことは問題ですが、音楽メディアや音楽番組の担当者としては、早く沈静化してほしいというのが正直なところです。なぜなら、BTSはネット上では毛嫌いされていますが、10代・20代の女性からは圧倒的な支持を受けています。米国をはじめとして世界的にも人気が広まっており、早く日本のテレビ番組にも出演させたいという思いが制作側にはあるんです。そのため、13日のコンサートで“謝罪らしき”発言があった、というところを拡大してしまったというのが真相でしょう。ネットの普及によって、どんな発言があったかということがすぐに明らかになる昨今は、翻訳などにも細心の注意を払わなければならないと身につまされる案件です」

 ネット全盛といわれる現代においても、甚大な影響力を持つテレビ局。視聴者の信頼をこれ以上失わないためにも、より一層、正確性を追求しなければならないだろう。
(文=編集部)

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