
木村拓哉と工藤静香の次女で人気モデルのKoki,は26日、「ELLE CINEMA AWARDS 2018」で「エル・ガール ライジングスター賞」を受賞した。同賞は「エンタメ界において今年最も輝いており、これからの活躍を応援したい女性」に贈られるものだが、マスコミ関係者は語る。
「Koki,は今年5月に雑誌『ELLE』(ハースト婦人画報社)でモデルデビューしているという縁もあり、さらにはKoki,が出演するとなれば多くの報道陣が集まるため映画賞の宣伝にもなるという主催元の計算で、今回の授賞に至ったのでしょう。しかし、映画出演の経験がないKoki,が映画賞を受賞したことについて、早くもインターネット上では揶揄する声が続出して、かっこうのネタになってしまっています。明らかにモデルとしてはブランドが傷つきました。授賞式に集まった記者たちも、いったい何を質問すればいいのかわからず困惑していたようです」
Koki,といえば、5月にモデルデビュー後は「ブルガリ」や「シャネル」など高級ブランドのアンバサダーを務め、テレビCMの仕事まで入る“大物新人”ぶりを見せているが、テレビ局関係者は語る。
「昨年発売された工藤静香のアルバムのなかでKoki,は3曲作曲。あるインタビューで工藤はKoki,の才能を大絶賛していますが、はっきり言って今までの活躍は“親の七光り”以外の何物でもない。あまりに露骨に親の力を使っていることが、世間の多くの人から反感を買っているのは事実ですし、若い人の目には“ダサい”“カッコ悪い”と映っている。そこへきての今回の“映画賞受賞事件”ですから、タレントとしてのイメージはますます悪化するでしょう」
もっとも、Koki,がこうした批判を浴びる事態になっている責任は、本人にはないという声もある。
「Koki,はまだ15歳なので、基本的には事務所などの大人たちに言われるがまま仕事をこなしているだけでしょうから、本人にはなんの責任もない。ただ、若い頃に大した苦労もなくデビューして人気が出て、周囲からチヤホヤされる経験をしてしまったタレントは、将来苦労するケースが多い。父の木村もこれまでの活動は順風満帆だったように思われがちですが、10代の頃はジャニーズ事務所のジャニー(喜多川)社長に髪の毛を鷲掴みにされて怒られたり、SMAPとしてデビュー後もブレイクするまで時間がかかり、ずっとジャニーズ内でも亜流扱いで苦労しました。工藤にしても、おニャン子クラブという国民的アイドルグループのなかで揉まれに揉まれた経験をしています。そんな2人だけに、もう少しKoki,の現在の活動について考えてあげても良いと思うのですが」(週刊誌記者)
Koki,の今後の活動が気になるところである。
(文=編集部)