
女優の中谷美紀(42)が27日、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のビオラ奏者であるティロ・フェヒナー氏(50)との結婚を発表した。フェヒナー氏はドイツ人であり、報道によれば2人は2年前に知り合い、日本とオーストリアの間での超遠距離恋愛を実らせて結婚に至ったという。
中谷といえば、連続テレビドラマ『ケイゾク』(TBS系/1999年)や『永遠の仔』(日本テレビ系/2000年)での共演をきかっけに俳優・渡部篤郎と交際をスタート。03年にはモデルのRIKACOと結婚生活を送っていた渡部が、中谷と密会する現場が報じられた。その後、05年に渡部とRIKACOの離婚が成立して以降は、たびたび渡部と中谷の交際が報じられてきたものの結婚に至ることなく、15年に破局。渡部は別の女性と結婚したが、中谷には熱愛の噂すら立たず、たびたび一人で外食する様子が週刊誌で報じられてきた。
「中谷は超がつくほどの恋愛依存体質で、2009年には自身が所属する大手事務所と渡部に業務提携させ、結婚間近とも報じられました。しかし、その後も結婚に至らず破局しましたが、交際期間は15年にもおよびました。その間、遊び人で結婚する素振りのない渡部と別れるよう忠告する周囲の声に、中谷はまったく耳を貸さなかったといいます。結局、中谷は渡部と破局したために自分のほうが事務所にいづらくなり、15年に独立して個人事務所を設立することになりましたが、中谷には男にのめり込むというか、男運がない面がありますね」(週刊誌記者)
また、中谷の評判についてテレビ局関係者は語る。
「非常にストイックな女優で、いい意味で『私は女優』という意識が強いタイプ。悪い評判はありませんが、独立前に所属していた大手事務所時代は、事務所に対して仕事の方針などについて自分の意見をズバズバ言うので、ときにはキツイ言い方になってしまい、中谷に良い印象を持たない事務所スタッフもいたという話は聞いたことがあります。渡部との破局をきっかけに事務所をやめざるを得なかった背景には、そうした事情もあったと聞きます。ただ、女優としては仕事を完璧にこなすし、現場でわがままを言ったりもしないので、仕事については今後も安泰だと思いますよ」
そんな中谷だが、新たな結婚生活に懸念を感じるという声もある。別のテレビ局関係者は語る。
「あれだけの美貌と演技力で、歌手としての才能も高くアートにも造詣があり、さらに英語も堪能ということで、自意識やプライドが高くなってしまうのは仕方ないでしょう。また、束縛が強く“重い”中谷に最後は渡部が耐えきれなくなって別れたという話もありますが、今回の結婚相手も、あれほどの高い地位とルックスを持つにもかかわらず50歳で独身ということで、かなりのプレイボーイなんじゃないかという噂もあります。そんな彼と中谷の間に隙間風が吹き始めるまでには、それほど時間はかからないのではないか、と意地悪な見方をする声もあります」
中谷には、ぜひフェヒナー氏と末永く幸せな家庭を築いてほしいものだ。
(文=編集部)