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『僕らは奇跡でできている』8話、「親が子を捨てる必要性」めぐり議論沸く

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 11月27日放送の連続テレビドラマ僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)第8話が平均視聴率6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。


 同ドラマは、高橋一生演じる主人公の相河一輝と彼を取り巻く人々のハートフルストーリー。大学で「動物行動学」を教える一輝は、一見すると“変わり者”で、はじめは新庄龍太郎(関西ジャニーズJr.のなにわ男子・西畑大吾)ら学生を困惑させたり、授業の合間に通っていた歯科クリニックの院長・水本育実(榮倉奈々)をいら立たせたりしたことも。しかし同時に、彼らは一輝とのかかわりを通じて価値観を揺り動かされ、一輝もまた、周囲との交流によって成長していた。

 そんななか迎えた第8話は、一輝が家政婦の山田妙子(戸田恵子)に「僕は山田さんから生まれたんですよね?」と、投げかける場面から始まった。その言葉に戸惑う山田と、言うつもりのなかったことを口にしてしまった一輝はギクシャクしてしまう。それでも一輝は、山田との気まずさを解消したくて育実にアドバイスを求めるなどしていた。一方、山田は一輝の祖父・義高(田中泯)や恩師・鮫島瞬(小林薫)に相談した結果、一輝にすべてを打ち明ける決意をする……という展開だった。

 ここからは完全なネタバレになるが、山田は一輝の実の母親で、息子が“変わった子ども”だったことで追い詰められ、一輝が4歳の頃に家を出てしまっていた。そして、一輝が15歳のときにこっそり見に行った運動会で義高に見つかり、「戻ってこないか」と声をかけてもらったという。山田は自分が母親であることを「一生、言わない」と決め、そこからは家政婦として一輝の世話をすることに。

 第7話までに、一輝を慕う小学生・宮本虹一(川口和空)の母親・涼子(松本若菜)が、やはり“変わった子”の育児に悩む姿が描かれてきた。この段階では“虹一は昔の一輝と似ている子ども”ということしか強調されていなかったけれど、実際は“涼子も昔の山田と似ている母親”だったのだ。一輝の家で涼子が虹一を「ダメ」扱いしていたとき、その光景を見ていた山田はどんな気持ちだったのだろうか。

 第8話の内容に戻るが、事実を知った一輝は当然、目に涙を浮かべていた。そして、自分が長年“タコ嫌い”だった理由にも気づく。4歳だった一輝は母親に「タコが見たい」とねだったが、タコを買いに行ったはずの母親が帰って来なくなってしまったから、タコを嫌いになってしまったのだ。しかし、現在35歳の一輝は、タコは「大好きの象徴」だったということにも気がついた。タコが食べられなくなるほどに母親のことが大好きだったから……。この言葉が、どんなに山田の心を救っただろう。

 また今回、義高は山田が家を出るとき、彼女に2万円渡していたことを明かした。切羽詰まった山田に息抜きをさせるために渡したというが、もしかしたら義高は「このまま帰ってこないかもしれない」と思いながらも、彼女を送り出したのでは……と思わずにいられない。むしろ当時、義高が山田を“解放”していなければ、彼女にとっても一輝にとっても良くない状況が続いたような気がする。「子どもを捨ててはいけない」のはもちろんで、捨てた親は一生背負っていかなければならないものがあるだろう。しかしきっと、その選択が必要なときだってあるのだ。

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