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勝谷誠彦死去、劇症肝炎の恐怖…毎日多量飲酒で肝硬変になる確率は50%に上昇

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肝臓がたどる重症化への道とは?

「肝臓に/させてはならぬ/肝試し」

 これは、日本生活習慣病予防協会主催の少酒スローガンへの応募入賞作(作者:熊本県の会社員「チョコバンク」)だ。これになぞれば、超多忙な売れっ子コラムニスト・勝谷さんの酒とペンの激務な日々は、肝臓に肝試しをさせ続ける年月だったのかもしれない。

 アルコール性肝臓病のうち、酒の飲み過ぎから最初に見舞われるのが「脂肪肝」だ。糖尿病や食べ過ぎ(=肥満)による脂肪肝とも区別しがたく、自覚症状もほとんどない。この段階で飲酒をやめれば、改善できる。

 しかし、この脂肪肝状態から慎まず、さらに大量飲酒を繰り返した場合に、腹痛、発熱、黄疸などの症状に見舞われる。これが「アルコール性肝炎」で、死に至る可能性もある重症期だ。そう診断された患者の大半が断酒困難な依存症レベルにあり、仮に一時的な禁酒英断に臨んでも、リバウンドするケースが多い。

40代、50代で増える酒量

 こうして飲酒再開や大量愛飲を日々繰り返せば、アルコール性肝臓病の最終段階である「肝硬変」が待っている。この地獄門(症状:吐血、黄疸、腹水など)をくぐる酒歴・酒量の目安は、日本酒約7合を10年以上、毎日飲み続ければ約20%の人が肝硬変になり、15年になれば約50%に上昇するという。

 ちなみに、アルコール関連の日本人の死亡者数は毎年3万5000人。1日当たりのアルコール換算で60グラム(日本酒3合、500mlビール3缶)を飲めば、立派な「多量飲酒者」と呼ばれる。

「国民健康・栄養調査」(2016年、厚生労働省調べ)によれば、生活習慣病リスクを高める量を飲酒している男性は14.6%、女性は9.1%。10年からの推移でみれば、男性の有意な増減は認められないが、女性は増加している。また、年齢階級別推移では、男性50代、女性40代の増加割合がもっとも顕著だった。

 勝谷さんは享年57。そして何よりも「劇症肝炎」は新生児から高齢者まであらゆる年齢層を襲い、男女を問わない点も覚えておきたい。
(文=ヘルスプレス編集部)

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