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競馬・アーモンドアイ、共同馬主は1口6万円出資で賞金分配額144万円!夢のような大化け馬!

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アーモンドアイ
 日本競馬の最高峰レース・ジャパンカップを2分20秒6という驚異的な日本記録で優勝したアーモンドアイ。古馬を一蹴して国内トップホースとなった3冠牝馬は、知られざる“お宝馬”でもあった。


 アーモンドアイは、共同馬主クラブ・シルクレーシングの所有馬である。共同馬主クラブは、所有馬に対して募集価格と募集口数を定め、出資者を募る。出資者は共同馬主クラブの会員となることで、馬主登録されていなくても間接的に競走馬の馬主となることができるわけだ。

 アーモンドアイは募集価格3000万円、1口6万円で500口の出資者が募られた。つまり、のべ500人の出資者が1口6万円で共同馬主(一口馬主)となっている馬である。

 そして、アーモンドアイの獲得賞金はすでに7億2000万円を超えている。6万円を投資したシルクレーシング会員への賞金分配額は144万円。アーモンドアイの活躍によって、出資金が24倍に膨れ上がったわけだ。元金の回収率=募集価格が膨れ上がった割合の順位でも、アーモンドアイは2400%を超えて歴代27位に位置している。

 競馬に詳しいライターの後藤豊氏が解説する。

「共同馬主クラブは、『馬主にはなれないが馬を所有したい』という人たちに向けてつくられたシステムです。会員はパンフレットを見て馬体をチェックしたり、父母や兄弟姉妹、入厩予定の厩舎などから活躍できるかどうかを見極めたりして、支払える金額の範囲内で個々の馬に出資するわけです」(後藤氏)

 競走馬は1年あたり8000頭が生産される。そのうち共同で所有できる馬は約1割の800頭前後だ。この800頭は21社ある共同馬主クラブにて所有され、それぞれ募集価格と募集口数が提示される。

 日本一活躍馬を輩出しているクラブであるサンデーレーシングには、「募集口数40口、1口価格250万円」など普通の会社員には手が出せないような高額な馬が多いが、3冠馬オルフェーヴル(1口150万円×40口、最終的な賞金分配額1口あたり3940万円)や3冠牝馬ジェンティルドンナ(1口85万円×40口、最終的な賞金分配額1口あたり4315万円)など多数の活躍馬が存在する。

 今回のアーモンドアイが“夢のような大化け馬”であるのは、1口が限りなく低額だったからだ。

「なんといっても1口6万円ですからね。口数は500ですが、昔は口数が多いほど活躍しにくいというイメージもありました。しかし、7年前にシルクレーシングがノーザンファーム(サンデーレーシングの同族会社)の生産馬を扱うようになってから躍進しました。サンデーレーシングとは異なり500口と多いため、私のような一介のライターでも手が出せるんです」(同)

 シルクレーシングが所有する、アーモンドアイと同じ現3歳世代は74頭。そのうち15頭が、すでに募集価格を上回る賞金を手にしている。

「74頭のうちたった15頭かと思うかもしれませんが、これはものすごく優秀な数値です。このシステムで利益が出る確率は12%程度といわれており、賞金が募集価格を上回る“100%超え”が1頭もいないクラブもあるほどです。募集価格にもよりますが、おおむね2勝して1000万条件馬となれば利益が出ます。ただ、その2勝が至難の業で、アーモンドアイのようにG1レースで4勝するような低価格馬を持つのは、いわば砂漠で宝石を見つけるぐらい難しいことなんです」(同)

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