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岡野あつこ「男女、夫婦、家族の問題を解決する実践テクニック」

ふと離婚か夫婦継続かで悩んだら…夫婦の危機度セルフチェック・リスト

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・パターン3:「イライラ妻」が第二の人生を選択

「能力があるのに結婚や出産をしたせいで、キャリアが途絶えた」「私の人生、こんなはずじゃなかった」と自分のなかの理想と現実のギャップに不満を抱え、四六時中イライラしている妻の怒りが何かのはずみで爆発。「新しい恋人と人生をやり直したいから」「独身時代のようにバリバリ働いて自分を試したいから」などという理由から、夫に離婚を迫るパターンも。

 以前は、ストレスを抱え込むのは外で働く夫と相場が決まっていたものの、ここ数年は女性の社会進出が増えたこともあり、妻も夫と同じくらいストレスをためているもの。「仕事はどんどん忙しくなるのに、給料は頭打ちだし、夫婦仲もギクシャク」と、とにかくピリピリしている夫婦も少なくない。このあたりで手を打っておかないと、本当に離婚という危機を免れなくなる恐れもあるのだ。

夫婦関係修復のコツ

 そんな悲しい背景のもとで離婚の危機を迎えないためにも、夫と妻、それぞれが目指すべき修復方法のコツをそれぞれご紹介したい。

 夫が取り組むべき夫婦関係修復のコツは、「夫婦の運営をチームマネジメントだと思うこと」。夫婦円満のためとはいえ、今さら「妻を愛しましょう」と言われても難しいと感じる夫は多い。ところが、仕事だと思えば乗り切ることができそうではないだろうか。家族というチームのマネジメントをいかにうまくこなすか。結果を出すも失敗するも自分の手腕次第。

 実際に、妻をマネジメントすることに尽力したところ、「仕事と思えば冷静に対処できて、少なくとも表面的には円満な関係に戻った」「女性の部下が多い職場なので、妻に対するマネジメント力がダイレクトに仕事に活かせそう」という声もある。チームのリーダーとして自信を持って真摯に努力している姿には、妻も頭が下がるはず。元通りとまではいかなくても、「いいチームになるよう、チームメイトとして自分もできるだけがんばろう」という歩み寄りの気持ちを持ってもらえれば、結果オーライではないだろうか。

 妻が取り組むべき夫婦関係修復のコツは、ズバリ、「夫をもう一度、好きになること」に尽きるといえる。「今さら夫に恋愛感情を持てない」という人は、離婚して寂しさを味わうことがないか、夫不在で孤独に耐える自分の気持ちに揺るぎはないか、胸に手を当てて考えてみる必要があるだろう。

 離婚したことを後悔している女性の多くは、「当時は許せなかったことも、今は『なんであんなことくらいでガマンできなかったんだろう』と思う」「いざ別れてみると、いいところをたくさん思い出すようになった」という素直な感想を持っているのだ。もう一度好きになる理由は「安定した経済力」「子煩悩」「口うるさく言わない」などなんでも構わない。どれほど小さくても自分のなかに「好き」という気持ちがあることを認め、夫への思いやりの言葉を、あらためてきちんと伝えてみる。これができれば、夫婦関係修復への道は明るく照らされたも同然だ。
(文=岡野あつこ/夫婦問題研究家、NPO日本家族問題相談連盟理事長)

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