NEW

広島・丸佳浩、巨人移籍→絶不調の“黄金ルール”の懸念…メルカリにユニホーム大量出品

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
丸佳浩(「Wikipedia」より)

 プロ野球セ・リーグで2年連続MVPを獲得し、去就が注目されていた広島東洋カープの丸佳浩。実力派選手のFA宣言は、読売ジャイアンツ(巨人)への移籍という結末に終わり、ファンをはじめプロ野球界全体に衝撃が広がっている。

 今季の成績は「打率.306、39本塁打、97打点」という好成績を記録していた丸。スポーツ紙各紙の報道によるとカープは「4年総額17億円」で引き留めを図り、また巨人と争うかたちで獲得に動いた千葉ロッテマリーンズは「6年総額30億円」を提示したとされている。最終的に「5年総額35億円」を示した巨人を選ぶことになり、数字はすべて推定とはいえ、金銭がモノを言った格好だ。

 野球解説者の張本勲氏は12月2日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、巨人は良い選手を獲ったとしつつ、「ただ、やっぱり年俸ですよ」「そりゃあお金の高いとこに行きますよ」とコメント。一方で司会の関口宏から巨人が「来シーズンは優勝を狙える?」と尋ねられると、「そうはいかない」と慎重な姿勢を示した。2年総額8億円で中日ドラゴンズから移籍しながら不振にあえいだアレックス・ゲレーロを例に挙げ、「やってみないとわからない」と答えている。

 古くは清原和博氏のように、巨人にFA移籍後、期待されていたほど活躍できない選手が多くいるのは事実。2016年には、FA宣言していた山口俊、森福允彦、陽岱鋼を一挙に獲得した。しかし、17年の動きを見ると山口が7月に泥酔して傷害・器物破損を起こし、シーズン終了まで出場停止処分になった。森福は8月に1軍登録を抹消されて2軍落ちし、陽は開幕に間に合わず9本塁打・33打点に終わった。

「週刊ポスト」(小学館/12月14日号)では、丸の移籍について巨人監督経験もある堀内恒夫氏にインタビュー。堀内氏は報道通りの年俸なら、「チームの中が大変なことになると思う」と警鐘を鳴らしている。丸を「素晴らしい選手」と称える一方で、年俸でいえばチームの主力である坂本勇人の倍額になり、「2人の実力にそれほどの開きがあるのか。選手間のバランスがおかしくなることが、気になってしまいます」と語っている。

 ファンからの支持が厚いカープであるため、丸の巨人移籍は大きな動揺を与えることになった。インターネット上には「カープに残って一生懸命プレーする丸さんを見たかった」「選手に権利があることはわかっていても、ファンにはつらく悲しい決断」「来季、丸さんの姿がカープの輪にいないことが本当に寂しい」といった声が相次いだ。

 フリマアプリ「メルカリ」では、丸の移籍が決まった後にユニフォームが大量に出品されている。なかには、「ゴミ」「雑巾」などとして数百円で出品している例もある。丸に「裏切られた」と感じたファンなのかもしれないが、このような現象が出るということは、それだけ丸にカープから移籍してほしくなかった、もしくは巨人には行かないでほしかったという願いを強く持っていた裏返しなのかもしれない。

 カープにとって痛手となったのは間違いないが、それでも来季も優勝を狙える戦力がそろっているとスポーツ紙記者は語る。

「過去、カープからは8人がFA移籍しています。そのうち3人が巨人へ移籍、丸で4人目です。それも川口和久、大竹真、江藤智とカープで中心となっていた選手で、丸に至っては大黒柱といってもいい存在でした。今までも、巨人は各チームの中心打者やエース格の投手を引き抜いてきましたが、多くは目立った活躍ができていません。しかし、移籍後に巨人で活躍できなかったとしても、ライバルチームの主力を引き抜くことで、翌年の優勝争いに大きな変化が起きることは間違いありません。プロ野球関係者の間では、『丸が抜けても来年の優勝候補筆頭はカープ』という見方が大勢を占めています。若手の台頭などで丸の穴埋めは可能という判断です」(スポーツ紙記者)

 カープファンをはじめプロ野球界を盛り上げるためにも、丸には巨人で全力を出し切り、優勝争いに絡んでほしい。
(文=編集部)

広島・丸佳浩、巨人移籍→絶不調の“黄金ルール”の懸念…メルカリにユニホーム大量出品のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、丸佳浩広島東洋カープ張本勲読売ジャイアンツの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事