よくよく見てみると表札には『仮面ライダー555』(2003~04年)の「乾(巧)」、『仮面ライダーキバ』(08年~09年)の「紅(渡)」、『仮面ライダーディケイド』(09年)の「門矢(士)」、『仮面ライダーオーズ』(10年~11年)の「火野(映司)」、『仮面ライダーV3』(1973年~74年)の「風見(志郎)」の苗字が並んでおり、その中心に島津のポストがある。つまり、島津は仮面ライダーに部屋を守られているというわけだ。

 なんだか、上野樹里と中村倫也がやっているダイワハウスのCMを彷彿させる設定ではあるが、これにネット上は「下町ロケットのマンションに住んでる人仮面ライダーばっかりで笑った」「ここの住民は安全だ」「島津さんのアパートは仮面ライダーで完全守られてますね(笑)」「オーズとディケイド、ここに勤務していたのかぁ」「下町ロケット、スゴイとこに仮面ライダーネタぶっ込んでいて笑った」などと大盛り上がり。

 しかも、過去に『仮面ライダードライブ』役を演じた竹内涼真や『仮面ライダースカル』役を演じた吉川晃司も出演しており、もはや“無敵状態”。マニアックなところで言うと、表札には『仮面ライダービルド』(17年~18年)の脚本を手掛けた「武藤(将吾)」の名前もある。それに加えて、ゴースト編は『仮面ライダーゴースト』(15年~16年)と名前かぶりしているため、「下町ロケットゴーストこれもう実質仮面ライダーでしょ」というツッコみの声も寄せられていたのだった。

 思わぬところに小ネタが隠されており、盛り上がりを見せた『下町ロケット』だったが、ドラマとしての盛り上がりには欠けてしまった第8話。このままいけば、1桁台に陥落してしまう危険性もありそうだが、ここから持ち直す秘策はあるのだろうか。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

RANKING
  • エンタメ
  • ビジネス
  • 総合