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話題騒然の『ブラックスキャンダル』が最終回!予測不能の壮絶な結末!

文=美神サチコ/コラムニスト
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 山口紗弥加主演の連続テレビドラマ『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)が、12月6日に最終回を迎える。本作は芸能界に恨みを持つ主人公・矢神亜梨沙(山口)が、自分を陥れた人物への復讐を果たす物語。前週第9話では、亜梨沙の人生をめちゃくちゃにした“元凶”が明らかになった。

 亜梨沙はかつて、女優の藤崎紗羅(松本まりか)として活躍していた頃、身に覚えのない不倫報道が浮上したことで、所属事務所・フローライトおよび芸能界を追放されてしまった。紗羅は当時、事務所の社長だった勅使河原友和(片岡鶴太郎)の息子・純矢(安藤政信)と婚約していたものの、その関係も解消。しかし5年後、不倫報道が“仕組まれたもの”だったと知った紗羅は、整形を経てフローライトのマネージャー・亜梨沙として生まれ変わり、復讐劇を繰り広げていった。

 第9話で亜梨沙は、後輩女優で純矢の新たな婚約者・阿久津唯菜(松井玲奈)によって、マスコミに正体を暴露されてしまい、フローライトを辞めることを決意。それでも、5年前の不倫報道の裏に隠蔽された事実を知るため、かつて紗羅のマネージャーだった花園由祐子(平岩紙)と共に友和の屋敷へ向かうも、友和は首を吊って亡くなっていた。その直前に屋敷からフローライトの新人マネージャー・水谷快人(若葉竜也)が出て行ったのを見た亜梨沙は、彼を追っていく。

 水谷は、自殺したとされている姉・明日那(中村静香)が本当は殺されたという話をし、その証拠の動画データを亜梨沙に渡した。戸惑う亜梨沙に、水谷は「あまりにも可哀想だからです。何も知らないんですもん、亜梨沙さん」と、つぶやく。亜梨沙は、不審に思いながらも自宅で動画を再生。そこに映っていたのは、ビルの屋上から明日那を突き落す純矢の姿だった。

「純矢が怪しい」ということは、前々からそんな気がしていたので「やっぱりね」と思ったが、亜梨沙にしてみれば、婚約者だった純矢の浮気と殺人の過去が発覚し、さらにそれを隠ぺいするために自分の不倫報道がでっち上げられ、純矢からは「信じられない」と言われて振られた……という事実は、なんと残酷だろう。しかも、何も知らなかった亜梨沙は復讐のために整形までしている。その間、純矢のことだけは信じていたのだから、最悪だ。

 あまりのショックに「嘘!?」「嘘だよね!?」と独り言を繰り返す亜梨沙の姿は、まるで壊れた人形のようだった。立ち上がってスタンドライトを抱え、そのまま引きずるようにして移動し、再び座り込むという一連の行動も、亜梨沙の動揺がよく表れていた。

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