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インスタント食品、子供が電子レンジ使用時の火傷多発…非対応の容器加熱は極めて危険

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「Getty Images」より

 NHK連続テレビ小説『まんぷく』の話題を持ち出すまでもなく、日本人とインスタント麺の関係は深い。世界ラーメン協会の調べ(昨年5月時点)でも、日本の即席麺消費量は、人口で比較にならない中国、インドネシアに次いで3位にランクされている。

 だがインスタント食品は、「便利でおいしい半面、扱いには重々、注意が必要」とする調査結果が、米・オーランドで開催された「米国小児科学会(11月2~6日)」で発表された。

 熱湯が原因の火傷で緊急搬送された子どものうち、10人中2人が電子レンジで加熱するタイプのインスタント食品類(スープや麺など)で熱傷を負っていたのだ。

 報告したのは、米エモリー大学小児救急医学のコートニー・アレン氏らの研究陣だ。「全米傷害調査電子システム」のデータ(2006~16年)に基づき、4~12歳対象の熱傷発生件数から導いた。こうした即席食品関連の小児熱傷数は、年間9500件を超えていた。

 熱傷患児の平均年齢は7歳。その数値を前に「インスタント食品の熱湯で火傷を負った子どもには、この年齢層を診る機会が多いのは確か」と証言するのは、米スタテン・アイランド大学病院熱傷センターのマイケル・クーパー氏だ。

 部位は「体幹」が最多の約4割。この結果も「私自身の日常診療の経験値を反映している」と、クーパー氏はコメントしている。

コンロよりも電子レンジのほうが危険?

 一方、電子レンジで加熱するタイプの熱傷が高頻度で起きている点から、研究を主導したアレン氏は「おそらく、親のほうが『コンロの火よりも電子レンジが安全』と考えているフシがある」と推測している。

「電子レンジ対応の製品以外は、そのままの容器で電子レンジにかけないでください。噴きこぼれや変形による火傷の原因になる恐れがあります」

 この該当製品に関する注意書きは、日清食品グループの専用サイトに掲載されているものだ。こうも書いてある。

「また、フタには電子レンジに使用できないアルミ箔を使用していますので、発火、変形の原因になる恐れがあります。調理方法に従い、熱湯で調理してください」

 そんなの今さらいわれなくても――と思う人が多いとみられるが、そのような認識を持っていなかった方は要注意だ。

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