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大コケ予想の『今日から俺は』が『獣になれない私たち』に視聴率圧勝の“あり得ない事件”

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今日から俺は!!|日本テレビ - 日テレ」より
 賀来賢人が主演を務めた連続テレビドラマ今日から俺は!!』(日本テレビ系)が12月16日に最終回を迎え、平均視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週第9話の10.8%から1.8ポイントアップで自己ベストを更新、有終の美を飾った。


 同ドラマは、軟葉高校で“ツッパリ”デビューした主人公・三橋貴志(賀来)が、相棒の伊藤真司(伊藤健太郎)と共に他校の不良たちとケンカして「千葉最強」に成り上がっていく姿をコミカルに描いた作品。最終回では、ヤクザの月川(城田優)に圧倒的な強さを見せつけられ、三橋と伊藤はピンチに陥った。

 それでも、三橋の作戦で月川を倒すことはできたが、相良猛(磯村勇斗)がケンカ最強校・開久高のアタマに返り咲き、赤坂理子(清野菜名)と早川京子(橋本環奈)がさらわれてしまう。彼女たちを人質にされては三橋と伊藤も手出しできず、それぞれ一方的にやられるばかり。しかし、かつて開久高の番長として君臨していた片桐智司(鈴木伸之)が伊藤を助けると、伊藤もすぐさま三橋のもとに駆けつけ相良を叩きのめす……という展開だった。

 当初、業界内外から「絶対にコケる」と言われていた同ドラマだが、原作の漫画家・西森博之氏による同題コミックのおもしろさを、福田雄一監督や賀来をはじめとする個性的な俳優たちが見事に再現。また、たびたび出演した豪華ゲストも話題になった。最終回にも、終盤30秒ほどのわずかなシーンに、まさかの山崎賢人が登場。実は、賀来はドラマの公式サイトに、主演の話が来たときの心境として「山崎賢人と賢人まちがいじゃないですか?」と驚いた……などとコメントを寄せていただけに、“W賢人”の共演はインターネット上の視聴者を大いに沸かせた。

 もちろん、ゲストの話題以前に、レギュラー出演者の演技力があってこその人気だったように感じる。その結果、大コケが予想されていた『今日俺』の全10話平均視聴率は9.9%となった。この数字は、今期日テレで放送されたゴールデン・プライムタイムの連ドラ『獣になれない私たち』の同8.7%、『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』の同8.8%よりも好成績となった。

 おそらく、局としては新垣結衣と松田龍平のW主演作『けもなれ』や、ジャニーズの人気グループ・Sexy Zoneの中島健人を主演起用した『ドロ刑』に力を入れていたと思われるが、いずれも全話平均2ケタには到達ならず。その点では『今日俺』もあと一歩及ばなかったものの、3作品中、単話で12%超えしたのは同ドラマのみだ。

 さらにいえば、日テレが2018年に放送したゴールデン・プライムタイムの連ドラ全作品のなかでも、『今日俺』は全話平均でトップを獲得。まず、同作が放送された「日曜ドラマ」枠では、今年1月期の『トドメの接吻』が全話平均6.9%、4月期の『崖っぷちホテル!』が7.5%、7月期の『ゼロ 一獲千金ゲーム』が6.6%と悲惨だった。『けもなれ』の「水曜ドラマ」枠も、1月期の『anone』が6.1%、4月期の『正義のセ』が9.8%、7月期の『高嶺の花』が9.5%。『ドロ刑』の「土曜ドラマ」枠も、1月期の『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が9.8%、4月期の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』が8.2%、7月期の『サバイバル・ウェディング』が8.8%だった。

 こうして見ると、「日テレの連ドラは今年、1作品も全話平均2ケタに達していない」ことに驚かされる。そして、期待されていなかったはずの『今日俺』の大健闘を称えずにはいられない。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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