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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

私がコンビニおにぎりを絶対に食べない理由…母親のおにぎりを食べられない子供急増

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「保存料不使用」でもpH調整剤を保存料の代わりに使用

 本連載前回記事で述べたように、魚肉練り製品には、保存料の代わりに調味料(アミノ酸等)と表示されるものを使用し、それが結果的に日持ちをよくしている、つまり保存料を使ったのと同じ効果を出しています。

 コンビニのおにぎりも、似たようなことをしています。こちらは、調味料(アミノ酸等)ではなく「pH調整剤」を使います。pH調整剤は、おにぎりだけではなくパン、サンドイッチ、お弁当、冷凍食品やジャムなどにも大量に使われています。

 pH調整剤として使われる化学物質には、リン酸、クエン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸など、計34種類が認可されていますが、これも一括表示が認められているため、どの化学物質を、どれだけ使ったのかは表示する必要がありません。

 pHというのは、いうまでもありませんが、酸性、アルカリ性の度合いを示すものです。何もしなければ、食品は時間経過とともに変質したり変色したりしますが、PH調整剤を使うとそれらが防げ、ほかの食品添加物の効果も高めてくれるという、製造側にとっては夢のような化学物質なのです。

 pH調整剤が、人体に何も影響を与えないのであれば、それは本当に夢のような話なのかもしれませんが、そうはいきません。pH調整剤は、私たちの腸内細菌を殺してしまうという疑いがあります。腸内細菌は、バランスを保つことで消化分解のみならず、免疫力にもかかわっています。免疫細胞の70%は腸内にあるといわれるくらいですから、腸内細菌は大事にしなければならないわけですが、pH調整剤を摂り続けていると、その腸内細菌のバランスが崩れ、結果的に免疫力が落ちると考えられます。

 pH調整剤のなかでも、特に問題視されているのがリン酸塩です。このリン酸塩は、腸管からカルシウムが吸収されるのを妨げるといわれています。カルシウムの吸収がうまくいかないと、やがては骨粗しょう症にもなりかねませんし、カルシウム不足によるイライラや、神経過敏を引き起こすこともあります。

 また、リン酸塩は、亜鉛というミネラルを体外に排出するということも重大な問題です。亜鉛が不足すると、味覚障害が起きることがわかっていますし、傷の修復にも影響が出ます。そして、亜鉛は“セックスミネラル”といわれるように、生殖に深くかかわっているのです。不妊で悩んでいる方は、リン酸塩の摂取には気を遣ったほうがいいかもしれません。

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