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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

私がコンビニおにぎりを絶対に食べない理由…母親のおにぎりを食べられない子供急増

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中国産米の安全性に疑問

 もうひとつ、コンビニのおにぎりで気になるのは、使われているお米です。とにかく安価に提供することを求められているので、製造販売側も可能な限りコストを落とすことを考えます。結局、使うお米は中国などからの輸入米になりますが、これらの安全性には大いに疑問があります。

 中国産のお米は、コンビニのおにぎりだけではなく、ファストフード店やファミリーレストランなど、安さを求められる外食や弁当などにも使われますし、米粉にして煎餅などの米菓の材料としても大量に使われています。

 煎餅では、油で揚げたうえに、たん白加水分解物の粉をまぶした製品まで売られています。これはもう、最悪を通り越しています。何ひとつ得るところのない商品ですが、不思議なことに、こういうものが売れていたりするのです。いかに現状をご存じない方が多いかという証左でもあります。

 さて、そんなコンビニのおにぎりですが、そもそもコンビニに行く目的のトップが「おにぎりを買いに行く」ということなのです。統計によると、コンビニでは毎日1000万個を超える数のおにぎりが売れているそうです。おにぎりの年間販売額は、約4000億円に達するともいわれます。どちらも驚異的な数字です。それだけ売れるのですから、コンビニがこの市場をどうやって奪い取るかということに熱を上げるのも、むべなるかなといったところかもしれません。

 こうしてみると、おにぎりは本当に日本のソウルフードなんだと合点がいきます。だからこそ、もっとおにぎりを大切にするべきではないかと言いたくなるのです。おにぎり工場で大量生産されたおにぎりと、母親や友達のお母さんが、それこそ手塩にかけて握ってくれたおにぎりと、どちらに軍配を上げるべきかはよくわかりませんが、筆者はこの先も、決してコンビニのおにぎりは買わず、食べないでしょう。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

●南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。

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