NEW

『NHK紅白』物議を醸したハプニング続出の過去…伝説の木村拓哉“嘲笑の的”事件も

文=編集部

 2018年もいよいよ最後の1日となった。大みそかの風物詩ともいえる『NHK紅白歌合戦』は今年で第69回を迎え、平成最後ということもあり注目を集めている。紅組は石川さゆり、白組は嵐がトリを務め、さらに最後の“大トリ”としてサザンオールスターズが歌唱する。また、YOSHIKIが紅白両組に登場する“YOSHIKI対YOSHIKI”や、今年大ブレイクした米津玄師がヒット曲『Lemon』を歌うことが直前に決定したことなども、大きな話題になっている。

 日本を代表するミュージシャンたちのパフォーマンスが魅力な一方で、生放送の『紅白』では何が起きるかわからない点も醍醐味のひとつだ。実際、過去には、年の瀬に世間をざわつかせたハプニングが幾度となく起きている。その一例を振り返ってみたい。

『紅白』史上最大の事件といえば、06年の“DJ OZMA全裸騒動”だろう。この年、初登場のDJ OZMAは『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』を披露したが、その過激な衣装に対して、放送中に視聴者から「下品すぎる」などと苦情が殺到する事態に。総合司会の三宅民夫アナウンサーが番組内で釈明したほか、後日、NHKの橋本元一会長(当時)が記者会見で視聴者に謝罪するなど、「もはや放送事故」と物議を醸した。

 また、このステージには演歌歌手の北島三郎も登場していたため、大御所との共演で下品なパフォーマンスを披露したという点も波紋を広げる要因となった。北島も、その後のバラエティ番組で、一定の理解を示しながらも「俺も騙されたよ」「すごい不愉快だった」と苦言を呈している。一方のOZMAはブログで謝罪したものの、NHKのチーフプロデューサーの実名を挙げて批判するなど、泥仕合に発展。当時からOZMAは氣志團の綾小路翔であるとされていたが、これ以降、氣志團はNHKを出入り禁止になったと伝えられている。

 09年の『紅白』では、SMAP(当時)の木村拓哉が赤っ恥をかいた。ゲスト出演したスコットランド出身のスーザン・ボイルに簡単な英語で話しかけたものの理解されず、わざわざ通訳を介されることに。気まずそうに苦笑いを浮かべる木村の姿が「ダセぇ」「これはイタい」と嘲笑の的になった。木村はこのほかにもバラエティ番組で英語のスペルミスを連発しており、「英語は苦手なのでは」ともささやかれているが、この1件はなかば“伝説”となっている。

 13年の『紅白』では、北島の“紅白引退”に注目が集まっていたが、AKB48(当時)の大島優子が突然AKBからの卒業を発表。横から話題をかっさらうようなやり方に「紅白の私物化」「自分たちのライブでやってほしい」と批判の声が多くあがった。

 そして、15年の『紅白』では、その大島と前田敦子がAKBに一夜限りの“復帰”。翌年4月に卒業を控える高橋みなみの花道を盛り上げるためのサプライズであったが、いきなりOGがしゃしゃり出てきてほかのメンバーを“バックダンサー化”させてしまう演出に、「とんだ茶番劇」「白々しい」「AKBのOG復帰商法で紅白が台無し」とうんざりする声が相次いだ。

『NHK紅白』物議を醸したハプニング続出の過去…伝説の木村拓哉“嘲笑の的”事件ものページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、, , , , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!