「まず『豆乳シナモン』を飲んだ率直な感想ですが、これはやられたな、と思うほどおいしかったです。私は、普段はあまり好んで豆乳飲料を飲まないタイプのため、少し不安もありましたが、その不安をいい意味で裏切られました。普通の豆乳は飲まなくても、この『豆乳シナモン』なら何度も飲みたくなります」(大谷氏)

 では、スタバの「ソイラテ」の味はどうだったのだろうか。

「スタバももちろんおいしかったのですが、結論を言うと両者に遜色はないと感じました。スパイス感という面では、スタバの『ソイラテ』のほうが強く感じましたが、そこは好みの問題でしょう。キッコーマンのほうは『豆乳シナモン』という名称ですが、シナモンの風味がすごく勝ってるというわけではなく、全体的にスパイス系のチャイのような味になっています。シナモンティーのような味ではなく、マサラチャイのようなスパイス感を味わえました。

 ただ、いずれにしても、純粋な味のクオリティー的には、ほぼ同等という印象。むしろ、私の個人的な好みかもしれませんが、値段などを考慮せずに味だけを単純比較しても、キッコーマンの『豆乳シナモン』に軍配が上がる気がしています。私自身、カフェを経営している身ですが、その完成度の高さにはかなり大きな衝撃を受けましたからね。ですから、『豆乳シナモン』は90円であの味が楽しめるというところに驚きですし、SNSなどの書き込みのとおり、相当コスパがいい商品だと思います」(同)

 余談だが、キッコーマンの「豆乳シナモン」はルイボスティー(ルイボス茶エキス)を使用しているノンカフェイン飲料のため、カフェイン摂取を気にする方にもおすすめだという。

スタバをパクッたわけではなく企業努力による挑戦の結果

 さて、そもそもの話だが、キッコーマンはスタバの「ソイラテ」の味を意識して、「豆乳シナモン」を開発したのだろうか。

「いえ、私の予想ですが、おそらく偶然、味が似てしまっただけだと思います。キッコーマンの『豆乳飲料』シリーズはシナモン味に限らず、これまでにマロン味、チョコミント味、バニラアイス味、みたらし団子味など、バラエティに富んだラインナップを展開しています。ですから、そのなかのシナモン味がたまたま『ソイラテ』の味に近かったというだけのように感じます。要するに、キッコーマンの企業努力による挑戦の結果、スタバに勝るとも劣らない味に偶然たどり着いたということではないでしょうか」(同)

 スタバの価格は「スタバという空間で過ごす時間」「インスタ映え向きのビジュアル」といった、付加価値が付いているとも考えられる。だが、やはりシンプルに中身の飲み物だけで比べた場合、スタバと比較して「豆乳シナモン」が高コスパなのは間違いないようだ。この味を好み、毎日でも飲みたいと考えている方には、スタバよりもキッコーマンを選んだほうが、賢い選択となるだろう。
(文=昌谷大介/A4studio)

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