ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 肉の万世“大人のドリンクバー”が激安
NEW

肉の万世、話題の390円「酒のドリンクバー」に行ったら大後悔…「高くても普通に飲みたい」

文=ソマリキヨシロウ/清談社
【この記事のキーワード】, , , ,

 飲食店で特に人気のあるサービスの「飲み放題」。居酒屋チェーンからおしゃれなレストランまで取り入れており、コース料金+1500円ほどの「2時間飲み放題」が一般的だ。最近では、「90分980円」「深夜から朝まで飲み放題」など、さまざまな内容の飲み放題サービスが登場している。

 そんな群雄割拠の飲み放題サービスのなかでも、今注目されているのが「大人のドリンクバー」だ。これは、ファミリーレストランなどにあるドリンクバーのアルコールバージョンのことで、いわばセルフ式の飲み放題である。

 なかでも、肉料理の老舗「肉の万世」の大人のドリンクバーはインターネット上で話題になっており、利用客から高い評価を受けている。なにしろ「30分390円(税別)」という激安価格で、ビール1杯で元が取れるというのだ。果たして、本当にコストパフォーマンスがいいのか。実際に店舗を訪れて検証してみた。

マッコリや日本酒、ワインまで飲み放題

 向かったのは、「肉の万世 新橋店」。JR新橋駅日比谷口の駅前に立つニュー新橋ビルの3階にある。18時過ぎという時間帯のためか、店内に客の姿はまだ少なく、スーツ姿の若手会社員風の男女6人組が静かに談笑していた。

肉の万世、話題の390円「酒のドリンクバー」に行ったら大後悔…「高くても普通に飲みたい」の画像1

 さっそく大人のドリンクバーをオーダーすると、意外な説明を受ける。「30分390円」のはずだが、店員は「1時間より承ります」と言うのだ。延長は30分刻みになっているが、1時間から受付という以上、実質的には「60分780円」の飲み放題となるわけだ。また、ひとり1品以上の料理をオーダーしなくてはならない。

 メニューを見ると、一番安い料理はナスの漬物の400円。コストを抑えるならこれを選ぶべきだが、肉の万世に来たのだから、やはり肉料理を頼みたい。結局、名物のハンバーグと、ナポリタンにパーコー(豚スペアリブの揚げ物)がのったパコリタンを注文した。

 ここからは、完全にセルフサービスだ。店内奥にある大人のドリンクバーのゾーンに行くと、生ビールサーバー、日本酒のお燗マシン、そして焼酎や梅酒などのボトルが並んでいる。さらに、カクテルの元となる業務用コンク類や、割り物となるソフトドリンクサーバー、冷蔵庫には白ワインやマッコリまでラインアップされている。ちなみに、ソフトドリンクも用意されているので子ども同伴でも利用可能だ(小学生以下は無料、中学・高校生は30分100円)。

肉の万世、話題の390円「酒のドリンクバー」に行ったら大後悔…「高くても普通に飲みたい」の画像2

 お酒好きの人なら、どれを選ぶべきか迷ってしまうに違いない。そんなときは「とりあえずビール」だ。冷蔵庫で冷やされている小さめのジョッキを取り出し、自動サーバーにオンして泡まできっちり注ぐ。

ミックスでオリジナルカクテルがつくり放題!

 席に戻ってビールをグビグビ飲み干すと、すでに5分が経過していた。ジョッキを空けるとすぐにドリンクバーに舞い戻り、今度は焼酎「黒霧島」のロックをつくる。

 すると、それを見計らったかのようにハンバーグとパコリタンが運ばれてきた。味付けが濃いので、つまみにピッタリだ。焼酎を飲み干し、「この濃い味付けによく合うお酒は……」と再びドリンクバーに向かう。

 今度はカクテルに挑戦だ。実は、大人のドリンクバーの醍醐味は「自分好みにお酒をミックスできる」ところにある。店側もミックスを推奨しているようで、「オリジナルカクテル無限大!」をうたっているほか、壁には店員によるオリジナルカクテルのレシピが貼られていた。

肉の万世、話題の390円「酒のドリンクバー」に行ったら大後悔…「高くても普通に飲みたい」の画像3

肉の万世、話題の390円「酒のドリンクバー」に行ったら大後悔…「高くても普通に飲みたい」のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!