NEW

「マジ最悪」「まるでラブホか収容所」と話題の「おふろcafe」に行ったら壮絶な光景だった

【この記事のキーワード】

,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 こうなれば、若いカップルがいない場所に逃げ込むしかない。大量のマンガを手に階段をのぼってロフトに移動してみたが、そこで待っていたのも、やはりカップル地獄。雑魚寝状態のなかで、何組もの男女が隣のカップルと競い合うかのようにイチャイチャしまくっているのだ。

 人の多さに驚かされた当初からわかっていたことだが、ここはマンガを読んでまったりできる場所ではないようだ。もはや、カップルがイチャつく姿を見せられずに済むのは、メインイベントというべきお風呂しかない。

圧倒的なコスパの良さも若者に人気の理由か


 お風呂は、男湯が1階、女湯は2階に分かれている。「おふろcafe」というからには、せめてお風呂だけでもリラックスした気分を味わいたい。そんなことを思いながら、女湯がある2階へと階段をのぼった。

 しかし、結論からいうと、脱衣場もメイクスペースもお風呂もやはり人だらけで、とてもリラックスできるような状況ではなかった。

 肝心のお風呂は、小さめの露天風呂ひとつに、寝転び湯、全身風呂、水風呂といったラインナップで、一言でいえば普通そのもの。休日のスーパー銭湯めぐりが趣味の筆者には、少々物足りない。唯一目を引いたのは、サウナが「ロウリュ」という蒸気を浴びる珍しいタイプだったことだろうか。

 あえておふろcafeの良い点を挙げるとすれば、コスパの高さに尽きると思う。前述したように、入館料は1260円(館内着・タオル付き)。深夜2時から5時までの間は追加料金840円がかかるが、仮に営業開始の朝10時から営業終了の翌朝9時まで23時間いたとしても2100円だ。

 同じ利用時間で考えれば、一般的なネットカフェよりはるかに安い。むしろ安すぎる。この低料金こそが、おふろcafeが10~20代の若者に人気となっている最大の理由だろう。逆にいうと、もう少し料金を上げてラグジュアリーな要素を加味すれば、若者が減って大人の利用客が増えるに違いない。

 カップル地獄から逃れるようにおふろcafeを後にすると、なんともいえない疲労感に襲われた。「のんびりしに来たはずなのに、なぜこんなに疲れるのだろう?」……そんな疑問が頭をよぎった。

 帰りの電車のなかでネット上の口コミを読み返すと、「収容所に詰め込まれたような気分」「なんのために行ったのかわからない」「ラブホテルかと思った」などの書き込みが並んでいた。「そう思ったのは私だけじゃなかったんだ」と、少し安心した。

 ただし、カップルで行けば楽しめる場所であることは間違いないので、10~20代の男女にはおすすめかもしれない。筆者も、一緒に行く彼氏ができたら必ず再訪しようと思っている。おそらく、評価が180度変わるだろう。
(文=藤野ゆり/清談社)

「マジ最悪」「まるでラブホか収容所」と話題の「おふろcafe」に行ったら壮絶な光景だったのページです。ビジネスジャーナルは、企業・業界、おふろcafeカフェの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • 企業・業界
  • ビジネス
  • 総合
BJ おすすめ記事