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現役マネージャーが語る、芸能ニュース“裏のウラ”第1回

のん(能年玲奈)、『いだてん』出演はあり得る!レプロが抱く“不信感”の理由

芸能吉之助

“情報漏洩”に不信感を抱いたレプロ

 その後の報道によると、「フライデー」に写真を撮られてしまったのは、和解を既成事実にしたい能年サイドからの情報リークだとしてレプロ側が激怒、和解も難航している、とのこと。レプロは「能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、なんら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」とコメントを出していました。いやあ、めちゃくちゃ不快感を露わにしてますよね……(笑)。

 これですね、何が問題だったかっていうと、やっぱり、写真を撮られてしまったということ。写真を見るとわかるんですけど、レプロって東京・目黒の大きなオフィスビルの中に入ってるんですけど、のんは、そのオフィスビルのエレベーターホールにいるところを「フライデー」に撮られている。そのタイミングでその位置から撮れるっていうことは、のんがレプロに出入りすることをわかったうえで、待ち伏せして撮った写真なわけですよ。しかもそのビルにはほかの会社もたくさん入っているわけで、「フライデー」がただ単にのんを張り込みしていたのではなく、レプロへの訪問情報をつかんでいたのは間違いないと思います。

 NHKとしても、もしのんちゃんの出演が決まったら、タイミングを熟考したうえで派手にサプライズ発表することだってできたでしょう。でも、まだ和解交渉がどうなるかもわからない時点で、「フライデー」に情報が流れて、それがオープンになってしまった……。そのあたりの脇の甘さを、レプロは不快に感じているんだと思いますよ。

「給料5万円」は決定的な要因ではない

 そもそも、2016年の独立騒動のときにも、のんサイドは「『あまちゃん』に出演していた頃、給料は月5万円だった」「担当マネージャーが仕事を入れてくれなかった」など、当事者でないとわからないような内情を暴露していましたよね。あれもよくなかった。

 やっぱり、どう考えてものんちゃんは、おカネが原因でレプロのことがいやになったわけではないと思うんですよ。おカネはあくまでも、最終的にモメた要因のひとつに過ぎないのであって、根本にある問題は、レプロのマネージャーさんとか社長さんとかの態度に、のんちゃん的にどうしても納得できない、許せないものがあったってことなんだと思うんです。

 タレントと事務所の関係を、ぼくらはよく「家族」というようないい方で表現することがあるんですが、たとえば実際の家族でいっても、“親からもらってるお小遣いが少ない”とかでケンカすることはあっても、それだけでその家から出ていったりはしないじゃないですか。親から愛されてるという感覚を子がきちんと持てていれば、衣食住が満たされていてある程度の生活ができてさええれば、そう簡単に家出なんてしないですよね。

 逆にいえば、その家を飛び出すってことは、「この親のもとでは暮らしたくない」って、子の側が心の底から思ってしまった時。そんなときに、おカネの問題っていうのは、要素のひとつにはなっても、決して決定的な要因にはなり得ないように思います。

 で、おカネとかではなく感情のこじれでそういうふうにモメてしまったのだとしたら、タレントと事務所のどちらが悪いっていうと……ぼくの個人的な見解では、やはり“どちらも悪い”、つまり喧嘩両成敗だと思う。

芸能吉之助/芸能マネージャー

芸能吉之助/芸能マネージャー

弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の現役芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。

Twitter:@gei_kichinosuke

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