NEW
権成俊「そうきたか!ネット時代のマイクロ市場の見つけ方」

あなたの会社のネット活用がいつまでも成果が出ない理由…SEOやSNS対策の限界

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 インターネットというツールはおもしろいものです。お客様はネット上で調査、分析をし、市場を俯瞰して、自身に最適な商品を選び、購入します。この仕組みによって、自社に来るお客様は、みな「自社で買う理由」を見いだしています。つまり、理由がなければ買いに来ない。ネットで買いに来る人たちは、何かその理由がある、ということです。ネットという競争環境だからこそ、なんとなく買う人はいないのです。これは実店舗の商売とはだいぶ違います。だからこそ、インターネットは自分たちの価値に気づき、それを求めている見込み客がたくさんいることに気づけるツールなのです。つまり、ミッション発見ツールです。

 自分たちのミッションが見えたら、市場が求める商品、サービスを開発します。そしてネットを通じてそれをアピールするのです。このとき重要なのが、市場を徹底的に絞り込むことです。絞り込むほど競合は少なくなります。

「しかし、市場を絞り込むと、売上が小さくなってしまうのではないか」

 このような声をよく聞きます。確かにその通りですが、1000億円市場の0.01%のシェアでは1000万円ですが、10億円市場の10%のシェアなら1億円です。つまり、市場を絞り込むと同時に、その市場では高いシェアをとること。これがネットでイノベーションを興すためのポイントです。一見とてもニッチな市場でも、インターネットを通じて日本中にアピールできれば、そこそこの売上になります。


 もともと、100億円を超えるような売上を目指しているなら、インターネットだけでは足りません。しかし、数億円の売り上げをつくることはインターネットはとても得意です。だからこそ、インターネットは小企業のためのイノベーションツールとしてぴったりなのです。

 これから、私たちがご支援したクライアントのイノベーション事例をご紹介していきます。どれもビジョンと工夫にあふれた素晴らしい会社で、イノベーションに至る経緯も「そうきたか!」と思わせるとてもおもしろいものです。ぜひワクワクしながら読んでください。

 そして、あなたも、ぜひ一緒にマイクロ市場を発見し、攻略していきましょう。
(文=権成俊/ゴンウェブコンサルティング代表取締役)

これからの連載予定

目次

1.ネットからしか見えない新しい市場
2.事例1 エンジェル宅配 持ち込み宅配サービスでイノベーション
3.事例2 上澤梅太郎商店 「上澤の朝食」で5期連続黒字に
4.事例3 小林大伸堂 「名印想」で購入者が倍増
5.事例4 近江牛.com 和菓子のような牛肉のパッケージでギフト需要開拓
6.事例5 小島屋 バー・レストランの仕入れ需要に特化したコンテンツと商品開発
7.事例6 ヒダカショップ うるさいくても高水圧のニーズに特化
8.事例7 匠の傘 みや竹 傘の置き忘れ時の回収サービス
9.事例8 匠の傘 みや竹 傘の持ち歩きを楽にする ショートアンブレラ
10.ポジションを分析しよう
11.ニーズはどのように変化したか
12.お客様の潜在的なニーズを発見する
13.商品、サービスを開発する
14.コンテンツとして紹介する

●権 成俊 プロフィール
一般社団法人 ウェブコンサルタント協会 代表理事、株式会社ゴンウェブコンサルティング代表。日本のウェブコンサルタントの先駆者として、多くの実績を持つ。集客など「対症療法としてのウェブ活用」ではなく、自社の提供する価値から見直す「根本治療としてのウェブ活用」を提案。本質的なウェブ活用の視点を広めるために、教育に注力。著書に『アマゾンにも負けない、本当に強い会社が続けていること』(翔泳社)、『なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?』(技術評論社)ほか。

あなたの会社のネット活用がいつまでも成果が出ない理由…SEOやSNS対策の限界のページです。ビジネスジャーナルは、連載、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • 連載
  • ビジネス
  • 総合

関連記事

BJ おすすめ記事