大山さんの「毒親」に関する発言は『一月万冊』の何本もの記事にあるが、本人のまとまった文章としては、2017年7月18日付ブログ『毒親との決別 日本一醜い親への手紙を自分で自分の親に書いた』がある。

 そこには母親から、「あんたなんか産まなきゃよかった」と言われたという記述がある。大山さんの自死のショックによって、母親は現在、外に出かけられない状態である。思い当たる出来事として、父親が母親から聞き取った内容が以下のものである。06年、大山さんが高校3年生の時のことだ。

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 玄関前にタバコの吸い殻が何本も落ちていて、日増しに増えていくのは気づいていましたが、向かいの家の男の子が捨てているのだと思い込んでいました。莉加のことは信頼しきっていたので、疑うことはありませんでした。

 ある日2階に上がっていくと、莉加が空き缶を片手にタバコを吸っていました。莉加は幼稚園の時、血小板減少症候群で大病をしてるので、タバコなんて有害物質を体の中に入れてほしくないと怒りました。

 1階に降りてからも、「ママは莉加のこと信じているのに、なんで? 病気で死にかけたのに細い血管の中にそんな有害なもの!」とか、「莉加のこと信じている大ママを裏切るようなことして!」と言いながら、ほおを1回、肩や腕を殴りながら、お互い泣きながら向かい合っていました。

「ママはこんなことさせるために莉加を産んだんじゃない!」と泣きながら言い、お互い泣きながら「二度とタバコは吸わないで!」と言い、「わかった、ごめんなさい」と莉加は謝りました。

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 この前後の脈絡が無視され、「こんなことさせるために莉加を産んだんじゃない!」という言葉が、「あんたなんか産まなきゃよかった」に改変されている可能性がある。

 同ブログには、大山さんと清水社長の対談のユーチューブ動画がある。そこで大山さんは、「こんなんで親を怒らせちゃったという自分を卑下するギャグとして語っていたんです」「(手を上げられたのは)毎回じゃない」と言っているのだが、清水社長は「1回でもあったらNGです」と、それは虐待だと断じている。

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