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山口組「宅見勝射殺事件」、不可解な警察の捜査の真相

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――竹垣さんは、もとは四代目山口組の竹中正久組長率いる竹中組の直参で、四代目の射殺事件後に中野会に移籍されています。

宮崎 はい。中野さん襲撃事件と宅見さん射殺事件も経験されています。特に中野さん襲撃のときはボディガードとして現場にいたそうで、本書も興味深く読んでいただきました。

 対談のときに「中野会長の本を出すなら、いろいろ協力したのに」とも言われましたが、取材をしている頃は知り合いではありませんでしたから。ただ、竹垣さんは「元暴力団員のくせに暴排とはけしからん」と一部で批判されているため、『悲憤』では竹垣さんの名前を出すのは自粛しています。

 たとえば、中野会と横山やすしとの関係などついては、竹垣さんの著書『極道ぶっちゃけ話 「三つの山口組」と私』(イースト・プレス)に詳しく書かれているので、読んでみてください。

――今年もご健筆を期待しています。

宮崎 ありがとうございます。ひとまず対談本の企画をひとついただいていますが、あとは未定です。まだまだ書きたいことはあるので、生きているうちはがんばりたいですね。
(構成=編集部)

【※1】
1997年8月、神戸市内のホテルのラウンジで五代目山口組・宅見勝若頭が射殺され、居合わせた一般客も流れ弾に当たって死亡した事件。国内最大組織のナンバー2の殺害と一般客の犠牲に「暴力団」への批判が高まった。事件当日から、山口組執行部は中野太郎会長率いる中野会の犯行と断定したが、警察の捜査はなぜか遅く、実行犯の指名手配と別件逮捕は半年後になる。絶縁処分を受けた中野会長は、自ら「うち(中野会)はやっていない。いずれ(山口組に)復帰する」とだけ語り、あとは沈黙を守った。

【※2】
「義理よりカネ」の不条理に翻弄された、元組長の悲劇

●宮崎学(みやざき・まなぶ)
1945年京都生まれ 監修を務めたベストセラー『悲憤』(講談社)のほか著書・共著多数。月刊『週刊実話ザ・タブー』で「宮崎学のブッタ斬り時報」を連載中。

『悲憤』

そのとき、山口組最高幹部が集う「奥ノ院」で何が起きていたのか? 暗黒街平成最大の衝撃「山口組若頭射殺事件」の真相を中野会会長中野太郎がついに明かす! 山口組史上もっとも怖れられたヤクザ、中野太郎。口癖は「そんなもん、いてもうたれ!」。「喧嘩太郎」「懲役太郎」の異名をもつ伝説の武闘派ヤクザがはじめて語る五代目山口組渡邉芳則組長、同宅見勝若頭の素顔と確執、そしてベールに包まれた自身のヤクザ人生のすべて!

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『ヤクザと東京五輪2020:巨大利権と暴力の抗争』

超巨大イベントから滴る甘い汁を彼らは啜るのか。初代竹中組、中野会、初代古川組で極道黄金期を生きた侠が、「黒い利権」の一部始終と「今」を明かした!

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