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嵐・活動休止でフジテレビが恐れる「SMAP解散“後”の悪夢」の二の舞

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 1月27日、人気アイドルグループ・の2020年限りでの活動休止が発表され、芸能界もファンも衝撃を受けた。16年にSMAPが解散し、18年には関ジャニ∞から渋谷すばる、TOKIOから山口達也が脱退するなどジャニーズ事務所にほころびが見え始めている。そんななかで事務所にとっては稼ぎ頭である嵐の活動休止は痛いだろうが、それはテレビ局も同じだ。

「もっとも打撃を受けるのはフジテレビでしょう。レギュラーの『VS嵐』はフジで数少ない視聴率2ケタを確実に獲れる番組。内容はババ抜きをしたり、かつての『東京フレンドパーク』(TBS系)のようなゲームをしたりするという“嵐がやるから成立する”側面が強い。企画力で数字を稼いでいるとは思えません」(テレビ番組制作スタッフ)

『VS嵐』は2008年に土曜昼の時間帯で始まり、翌年にゴールデン帯に昇格。当時、フジテレビは視聴率三冠王を続けていた時代だったが、2011年に陥落してから浮上できていない。

「16年に『SMAP×SMAP』(以下、スマスマ)が終わった後、月曜22時台の後継番組は惨憺たる数字が続いています。『もしかしてズレてる?』は1年、『世界の村のどエライさん』は8カ月で終わった。『世界の村の~』はプライム帯にもかかわらず、2.1%という信じられない視聴率を叩き出してしまったこともあった(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。昨年10月から『新説!所JAPAN』が始まりましたが、5%前後と低迷しています。最近は直前の時間帯の月9ドラマが一時期と比べてやや持ち直し、2ケタ前後は獲っているので、もう少し上向いても良いはずなのです。昔は、中居正広や木村拓哉が出演するドラマの後にスマスマがあるという連動性がありましたが、今はそういうのもないですからね」(テレビ局関係者)

 ここ数年、フジテレビは『笑っていいとも!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』など、かつては高視聴率をマークしていた長寿番組を次々と終了させているが、後続番組はいずれも好調からは程遠い。

「局全体として、タレントの名前に頼り過ぎている。1980年代や90年代の『いいとも』『みなさん』『めちゃイケ』は企画力もあったが、番組を支えた名プロデューサーやディレクターが世代交代して、新しくなってからはタレントの名前に頼る面が強くなってしまった。企画力や制作力があれば、これらの後継番組がヒットしてもおかしくないが、全然数字を獲れない。タレントの名前に頼ってきたツケが回ってきた」(フジ関係者)

 気は早いが、フジは『VS嵐』のあとにどんな番組を持ってくるのか。

「あと2年近くあるわけですから、練りに練って出さないといけない。嵐の代わりにジャニーズ事務所の若手を冠に据えた番組を持ってきそうですけどね。それでは、あまりに安易でしょう」(同)

 タレント頼みの体質を変えない限り、フジテレビの復活は遠いといわざるを得ない。
(文=編集部)

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