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元財務官僚が明かす、組織人なら覚えておきたい「役人」の仕事術

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※画像:『新装版 役人道入門』((中央公論新社刊)

 この世にはさまざまな仕事術があるが、今回取り上げるのは“役人”の仕事術である。『新装版 役人道入門』(久保田勇夫著、中央公論新社刊)がそれだ。

 本書では、元財務官僚の著者が、文章の書き方、難敵との交渉術、上司への仕え方や部下への接し方、人事の心得、心身の健康維持といった官僚の仕事上の知恵と技法を紹介している。

 霞が関の役所は典型的な官僚組織であり、目的はそれぞれの任務をグループとして遂行すること。そのためには個々の役人だけでなく、その役所を構成する上部や下部の組織が一体となって、一つの官僚組織として動かなければならないと著者はつづる。

 ここで大切なのは情報の伝達、そして問題の把握などの一連のプロセスが上下を通じてうまく動くか、ということだ。

 では、役人の上司と部下はどうコミュニケーションを取り、どう関係を築けばいいのか。

 たとえば、部下は上司の発する「キーワード」を大切にするというものがあげられている。

 上司の発言は、長期間にわたってその人の関心事項についての考えが熟成されたもの。その考えがキーワードに凝縮されるからだ。そこでのキーワードを正確にとらえることによって、上司がそれによって言おうとしている特有のコンセプトがわかるようになるという。

 本書は2002年に著者自身が著した『役人道入門』の新装版だ。中央官庁で信頼を失墜するような不祥事が相次ぎ、公務員や公務員制度などは何かと注目を浴びたり、批判されたりすることもあるが、そうした注目を浴びる事態については「好ましい」と著者は考えているようだ。なぜなら、「官」を巡る環境が好ましくない方向へ変化したことで、この傾向を見直すきっかけになればいいからだ。

 久保田氏の経験や考え方、そして仕事術は官僚だけでなく、ビジネスマンの参考に出来る部分があるだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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