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『メゾン・ド・ポリス』の脚本家はこの作品の魅力を理解していない!“おじキュン”感消失

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『メゾン・ド・ポリス』公式サイトより

 女優の高畑充希が主演を務める連続テレビドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の第3話が1月25日に放送され、平均視聴率は前回より1.7ポイントダウンの10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。

 このドラマは、新人刑事の牧野ひより(高畑)が、「メゾン・ド・ポリス」に住む元警察官の住民に振り回されながら、さまざまな刑事事件を解決していくというストーリー。いわずもがな、伊達有嗣(近藤正臣)、迫田保(角野卓造)、高平厚彦(小日向文世)、藤堂雅人(野口五郎)の4人のおじ様たちや、シェアハウスの雑用係であり元警視庁捜査一課エースの夏目惣一郎(西島秀俊)との掛け合いがこのドラマ最大の“売り”だ。

 第3話では、猫が殺され青いペンキをかけられるという「青猫事件」を、牧野がメゾン・ド・ポリスのおじ様たちと追うことになった。最初は乗り気ではないおじ様たちだったが、区の広報誌編集者の大槻仁美(橋本マナミ)が同事件の相談にやって来ると態度が一変。急にやる気を出して捜査をし始めたが、現場に向かうとそこには青いペンキをかけられた人間の死体があった。

 殺人事件にまで発展した今回の事件だが、牧野は捜査中、女子力が高い大槻がおじ様たちにチヤホヤされているのを見て嫉妬していた。そこで真犯人を追って一人で事件現場に行くことにしたのだが、大槻だけがチヤホヤされていたように見えたのは牧野の勘違いで、結局はおじ様たちがすぐに駆け付けて、無事に犯人を逮捕したというストーリーだった。

 初回こそ、西島が使用人を演じている面白さと、4人のおじ様軍団の“わちゃわちゃ感”(雑然とした感じ)に面白さを見いだしていたのだが、今回の話にはガッカリと言わざるを得ない。というのも、おじ様たちが活躍する場面がほとんどなく、西島にいたってはほぼ出番なしといったところ。高畑が主演なので、高畑演じる牧野の単独行動が多くなるのは自然のことだが、放送開始前から公式で“おじキュン”を推していたドラマとは思えないほど、おじ様たちの出番が少ないのだ。

 事件の内容がしょぼいのも、犯人の脇が甘すぎるのも、メゾン・ド・ポリスの住民たちの面白い掛け合いがあるから許せていたが、今回のストーリーは何もかもが安っぽかった。しかも、小日向に至っては初回から今回を通してみてもほとんど何もしておらず、もはや置物状態。小日向が持つキャラでなんとか存在感は保っているものの、今のところは完全にベテランキャスト陣の無駄使いといったところだ。

 ドラマの掴みがよかっただけに「今回は全部が中途半端だった」「キャスティングはいいのに脚本がダメ」「西島さん全然出てこないんだけど」「期待してたけどガッカリドラマだった」との声も上がり始めている。

 しかし、別におじ様たちに事件を解決してほしいわけではない。もっと、シェアハウスのリビングシーンを多くしたり、おじ様たち一人ひとりのキャラが詳しくわかる描写が欲しいと思っている視聴者がほとんどだ。むしろ、このドラマに限っては、そっちがメインで事件解決のほうがおまけでもいいのではないかとすら思う。

 とはいえ、気軽に見られるドラマという点では、一定の支持を得ている。今のところ、なぜ夏目がこのシェアハウスにいるのかについてはまったく触れられていないため、夏目や牧野の過去がどのようにつながってくるのかが楽しみだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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